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フリーランスWebライターの集め方や求人方法

2019年11月20日

今日のウェブサイトへの集客において、コンテンツSEOはとても重要な集客手段の一つとなっています。そのため、自社で記事を執筆し、積極的に情報発信している企業も少なくありません。しかし良質な記事を続けて制作するとなると、自社スタッフだけではどうしても手が足りなくなってしまいがちです。外部からライターを募集してコンテンツ制作を行いたい、という企業も多いでしょう。今回は、コンテンツ制作で記事作成をする際のライターの集め方、求人方法などについてまとめてみました。良いライターの見極め方についてもご紹介します。

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記事制作にはライターを用意するべき

コンテンツ制作をライターに任せるべき理由はいくつかあります。プランニングはもちろん、ライティングまで自社で行うとなると、担当者への負担は相当なものになってしまいます。ライティングの業務だけに特化していれば別ですが、他の業務をこなしながらコンテンツ制作に関わるとなると大変な作業量になってしまうからです。このようなやり方では、長期的で継続したコンテンツ制作は困難となってしまいます。
長期的に継続してコンテンツ制作をする方法として、専属のライターを雇うという方法があります。ライターを採用し、社内でライティング作業に携わってもらうというものです。また、外部のフリーライターに業務委託をするという方法もあります。
専属のライターの採用は、ライティングスケジュールの調整がしやすかったり、自社メディアへの理解を深めてもらえるというメリットがあります。半面、ライティングのテーマが多岐にわたる場合、限られたライターでは記事の書き分けができなかったり、ライターが得意ではないジャンルのライティングがうまくできないというデメリットがあります。
フリーライターへの依頼は、ライターの人数を記事の数に応じて柔軟に変えることで作成記事のボリュームの増減に柔軟に対応できたり、記事に合わせて専門的な知識のあるライターを手配できるといったメリットがあります。しかし、ライターが見つからなかったり、自社のテーマや方向性をよく理解してもらう必要があるなど、細かなディレクションが求められるなど、デメリットもあります。
制作する記事の量やテーマの広さ、企画の継続性などを考慮してライターを手配しましょう。

ライターを募集する方法とは

ライターを募集する方法には、Googleアドワーズ広告やフェイスブック広告、SNSを使った募集などが挙げられます。また、求人サイトを利用したり、クラウドソーシングサイトでライターを募集している企業も少なくありません。それぞれの方法を順番に見ていきましょう。

Google アドワーズ広告による募集

 Googleが提供しているクリック課金型のプロモーションサービスです。Googleの検索結果やGoogle提携しているウェブサイト、ブログなどに広告が掲載されます。検索結果に表示される文字だけの「テキスト広告」、画像形式の「イメージ広告」、YouTube等で配信できる「動画広告」、閲覧者の操作に反応する「リッチメディア広告」など、イメージに合わせて複数種の広告を出すことができます。検索結果に対して広告を出すため、「ライティングの仕事がしたい」という意欲的な方を採用することができます。
ただし、「これからライティングの仕事を始めてみたい」という方も多くいるため、できあがった記事のクオリティが希望を満たせていない、という事も多くあります。

フェイスブック広告

 フェイスブック内でプロモーションができる広告サービスです。フェイスブックの「情報を登録する」といった特徴を最大限に利用したプロモーションなので、性別や年代、趣味・嗜好など、ターゲットをかなり細かく、且つ、高い精度で条件を設定できます。タイムラインのニュースフィード内に表示される広告は、必ずターゲットユーザーの目に触れられるという強みもあります。 ターゲットの職業などを絞ることで、専門的な知識を持った方にライティングを依頼するようなアプローチも可能です。

自社サイトでの募集

 メディアなどを運用している場合は、そこでライター募集をするのも一つの方法です。サイトのテーマや記事内容に興味、関心、知識などを持っている方が対象となるため、十分な知識や、サイトのテーマへの理解を持っている方を採用できる可能性があります。

インディードなど求人サイトの利用

 求人サイトを利用してライターを募る方法もあります。休職中の人材の為、基本的にライティングに対する意欲の高い方が多いです。既にライターとして働いてきた経験がある方が転職先や、再就職の先を探している場合も多く、経験者を採用しやすいという特徴があります。求人サイトによっては無料で募集を掲載することもできます。求人サイトごとに特徴があり、スカウト機能を備えた求人サイトでは、初めから経験者だけに絞って能動的にアプローチをすることもできます。

クラウドソーシングサイトの利用

 クラウドソーシングサイトは、依頼、受注、報酬の支払いまですべてオンライン上で完結できるのが強みです。利用者は全国どこからでも簡単に仕事を引き受けられる上に、在宅での作業も可能です。クラウドソーシングサイトで募集されている仕事は多岐にわたりますが、ライティングの仕事を探している人が多く登録しているのも特徴です。代表的なクラウドソーシングサイトには、クラウドワークスやランサーズなどが挙げられます。経験や今まで受託した仕事なども確認することができます。クラウドソーシングサイトにシステム利用料を払う必要があり、依頼者、もしくは業務受託者のどちらかが金銭的な負担を担う必要があるというデメリットもあります。

ブログなどを見て直接スカウトする

 テーマと「フリーライター」をかけ合わせて検索すると、フリーライターが運営しているブログが検索結果として表示されます。それらのライターに直接コンタクトを取る方法です。ブログの内容などを見ることで、ライティングスキルの簡単なチェックができます。また、SNSなどで情報発信をしているライターであれば フォロワーの数などから、どれくらい共感を呼ぶ記事を書けるか、専門的な知識があるかなどのチェックが可能です。

募集の際の注意点

まずは募集内容を正確に記載しましょう。コンテンツのジャンルはもちろん、直接雇用であれば時給や月給、業務委託であれば依頼したい記事の単価や文字数も記載しておく必要があります。
記事単位で発注をかける業務委託の場合は、実際にそのライティングをした場合に、どれくらいの時間がかかりそうか、という目測から料金を設定するようにしましょう。記事内容の難易度を考慮して金額を決めるのもよいでしょう。
納期についても必ず記載しておかねばなりません。作業をする上で必要な環境についても記載しておくと安心して作業の依頼ができます。データの納品形式がエクセルなのかワードなのか、その他の形式なのかといったことも必要です。
ライティングに必要なスキルや経験を整理し、それらを満たすライターを採用します。場合によっては事前にテストやテストライティングを受けてもらう事で、採用後のクオリティに関する行き違いを減らすことができます。

良いライターの見極め方

応募してきたライターがいろいろな資格を持っているからといって、良いライティングができるとは限りません。一流大学を卒業し、豊富な知識を持っていたとしても、求められる記事を執筆できるかどうかは別問題です。
ではどのようにしてライターを見極めればいいのでしょうか。ライターの仕事で特に重視されるのが、文章力と納期管理の能力です。執筆した記事がある場合は提出してもらえれば、おかしな日本語を使わないか、読みやすい文章が書けるか、といった実力を確認できる材料となります。個人ブログやフェイスブックを確認するのも方法の一つです。
「ライターとして長く活動できている」「決まったジャンルや決まった媒体で長くお仕事を続けられている」というのも、発注者との信頼が出来上がっている証です。直接雇用、業務委託にかかわらずしっかりとしたライティングを期待することができます。

重要なのはライターを募集したあとの記事作成

沢山のライターを集めることができたとしても、今度はその管理方法に困難が出てきます。コミュニケーションコストがかかりますし、仕事を割り振りできなくなると集まったライターが離れてしまう等の事態も起きてしまいます。
そういったトラブルを事前に回避する方法の一つとして、「記事制作を専門に請け負う会社のサービスを利用する」というのがあります。ディレクションの担当窓口とのやり取りだけで済む場合は、自社で複数のライターとやり取りをすることもないのでコミュニケーションコストも下がります。
今回ご紹介したように、ライターを見つける方法はたくさんあり、自社でのライターの採用や、ライターと直接の取引も決して難しいものではありません。ただし、たくさんのライターをハンドリングするのは負担も多く、結果的にコンテンツ制作のスピードを遅くしてしまうことになりかねません。自社のスタッフのリソースや業務の流れを考えながら、「社内でのライティング」「ライターの採用」「記事制作会社の利用」のどれが最も合っているかを見極めてコンテンツ制作に取り組むことをおすすめします。

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橋本直矢

この記事を書いた人

橋本直矢

メディアディレクター/SEOコンサルタント 雑誌広告、ECなど紙媒体とデジタル双方でリッチコンテンツの制作に10年以上携わりました。出版社の紙媒体からデジタル媒体への移行や、採用系メディア、医療、IT、金融、投資など幅広いメディアのディレクションを担当しています。

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