「クラウドソーシングサイトを利用して在宅ワークをしたい」と考える人が増えています。
とはいえ、顔が見えない相手との仕事はトラブルに遭わないか心配かもしれません。
ここでは、ワーカーがトラブルに遭わないためにどうすればよいのか、悪質な発注者の見極め方やワーカーとして気をつけることなど、安心して仕事をするためのコツを紹介します。

クラウドソーシングって安全?

クラウドソーシングとは、不特定多数の人に業務委託をする新しい仕事の形。働き方改革で副業を認める企業が増え、クラウドソーシングサイトを介した在宅ワークを始めたいという人が増えています。とはいえ、インターネットを通しての仕事はクライアントの顔が見えないとあって、「トラブルに遭わないか心配…」と不安に思っている人も少なくないと思います。

規約通りに使えばトラブルにはならない

安心してください。クラウドソーシングのサイトを規約通り正しく使用していれば、基本的にトラブルにはなりません。クラウドソーシングサイトは、利用者が守られるよう配慮されたシステムになっています。まずはしっかりと利用規約を確認して、サイトが推奨する通りに利用することが大切です。

どうすればトラブルを回避できる?~報酬に関するトラブル~

それでは、どのように仕事を進めればトラブルに遭わずに済むのか、正しいクラウドソーシングサイトの使い方を確認していきましょう。

下記の例を参考にしながら、サイトに合わせた使用方法を実践してください。

仮払いされるまで仕事に取り掛からないこと

クラウドソーシングサイトを介した基本的な仕事の流れをチェックしてみましょう。

①発注者が募集している仕事にワーカーが応募。

②発注者がワーカーを決定。

③条件・内容などを打ち合わせ。

④発注者の依頼に対し、ワーカーが同意ボタンを押すと契約成立。

⑤発注者からクラウドソーシングのサイトへ報酬が仮払いされる。

⑥サイトから報酬の仮払いの連絡が来てから、ワーカーが仕事を開始。

⑦ワーカーが納品し、発注者が承認すると仕事が完了。

⑧規定の期日に、クラウドソーシングのサイトからワーカーへ報酬が支払われる。

つまり、⑤の「報酬の仮払い」が済んでから仕事を開始することがポイントです。ただし例外で、サイト側から後払いが認められた優良クライアントもありますが、その場合は第三者が見ても解るように記されています。

どうすればトラブルを回避できる?~発注条件に関するトラブル~

発注条件に関するトラブルは多く、仕事内容の一方的な変更、作業開始前の仕事のキャンセル、継続発注の打ち切り、納期の急な前倒しなどが挙げられます。

こういった条件の変更は、仕事を進めていく上である程度は仕方のないといえる部分もありますが、中には悪質なケースもあります。

受注前に悪質な発注者を見極めて回避することと、発注条件にしっかりと納得してから契約することが大切です。

悪質な発注者を見極める方法

トラブルに見舞われないためには、誠実な仕事ができる相手かどうか、事前に発注者を見極める目を養う必要があります。

初心者の人は心配かもしれませんが、慎重に進めれば見極めることは可能ですし、経験をつんでいくうちに自然に見分けられるようになりますので、そこまで心配することはありません。

まずは、発注者が下記の項目をクリアしているかどうか、チェックしてみてください。

①本人確認は済んでいる?

②発注者の過去の評価は?

③取引実績の数は?

④悪いコメントはついていない?

⑤契約前のやりとりの際、コミュニケーションがスムーズにできている?

悪いコメントがついている場合は、つけたワーカーの評価も確認しましょう。それが正当な評価かどうかが解ります。

また、発注者とコミュニケーションの取り辛さを感じる場合は、仕事がスタートしても話が噛み合わない場合があります。コミュニケーションを円滑にする努力をすることも大事ですが、契約せずにトラブルを回避するという判断も時には必要です。

これらの項目は、発注者だけでなく、ワーカー側もチェックされます。クリアしていることで、お互いに信頼できる相手であると確認できるのです。

トラブル回避のために気をつけたいこと

トラブルに巻き込まれないように、ワーカー側も気をつけておく必要があります。

契約はクラウドソーシングのサイト上で行うこと

打合わせに外部ツール(LINE、チャットワーク、メールなど)は使用してもよいですが、契約はサイトの規約に則って行うように徹底しましょう。

慣れてくると例外のケースも出てきますが、初心者のうちは実績数を稼ぐ意味でも、サイト上での契約に絞る方が安全です。

契約前に条件を確実に決めておくこと

例えば、2000文字程度のライティングの場合、1900文字でもいいのか、2000文字以上なのかといった細かいことまで具体的に決めておきましょう。コミュニケーション不足が原因で、後になって修正につながることがあります。

個人情報は、クラウドソーシングのサイトに載せない

名前に関しても本名である必要はありません。公開するのはペンネームでOKです。

ワーカー側も、法律を意識し、遵守すること

原稿作成の際には、正しい情報のみ使用することを徹底しましょう。商標登録プラットホームなども利用して法律に反することがないようにチェックします。

例えばライティングの仕事の場合、他サイトの記事をコピーペーストしないのは当然のことですが、無料コピペチェックツールを活用して既存の記事との類似率や一致率を確認すると確実です。

仕事を受けすぎないこと

時間的に対応できる余裕をもっておくと、トラブルに発展する前に回避できることもあります。

相手に安心感を与えること

メールのやりとりなど、コミュニケーションを密にして、安心感を与えるやりとりを行うよう意識しましょう。

規定を遵守すること

発注者から届いた規定書などがあれば、しっかりと読んで遵守しましょう。

わたしが見舞われたトラブルについて

再三いっていますが、クラウドソーシングのサイトを正しく使っていればトラブルに遭うことは、ありません。わたしは初期の頃、正しく使っていなかったせいでトラブルに遭いました。

トラブル実例①~報酬編

報酬の一部が未払いになりました。その原因は、一部分だけクラウドソーシング外での契約をしてしまったからです。3000文字の依頼をクラウドソーシング上で受けましたが、超えた文字数分は後払いしますという契約でした。

結局、超えた文字数の分は、支払われませんでした。

トラブル実例②~評価編

「不当に悪い評価をつけられた」というトラブルです。評価は仕事を得るための信頼につながりますので、たいへんな不利益になります。原因は、やりたい仕事だったがために、発注者の評価が悪い点に目をつぶって受けてしまったことです。1つしか評価実績がない発注者で、それが悪い評価でした。明らかに見極めを誤っていました。

対策としては、評価がよい発注者としか仕事をしないことに尽きます。

トラブルに遭ってしまった時は…

クラウドソーシングサイトには、「サポート窓口」が用意されています。困ったことがあれば、相談にのってくれますので、利用しましょう。

ただし、発注者とのトラブルは、すべて自己責任です。

報酬未払いなどで本当に困った時は、無料で弁護士に相談できる法テラス、また裁判費用を抑えられる少額訴訟という方法もあります。ただし、資金も時間もかかるので、仕事内容や報酬によっては、そういった解決法を選ぶのは割に合わないケースも多いでしょう。

トラブルを回避できるよう、受注する前にしっかりと配慮することが得策といえそうです。

在宅ワークは、育児や家事の合間に自宅で仕事がしたい、隙間時間で副業がしたいという方におすすめの働き方です。自宅にいながら仕事ができるため、通勤の必要もありません。また、働く時間を自由に決められる仕事が多く、静かな早朝や子供が寝てから仕事をするなど、都合に合わせて働く時間を変えることもできます。

また、クラウドソーシングの普及に伴い、在宅ワークの需要も増えてきました。ライティング、校正、書き起こし、テレアポ、マーケットリサーチなどさまざまな仕事があるため、自分に合った仕事を見つけることもできるでしょう。本記事では、自宅でできる仕事の種類とその特徴などをご紹介します。在宅ワーク選びの参考にしてください。

ライティング

ライティングとは、クライアントに定められたテーマでオリジナルの文章を書く仕事です。テーマの内容はいろいろあります。たとえば、転職などの経験談、ヘルスケアや美容などについてインターネットや書籍などで情報を調べてまとめる仕事、観光地の紹介などです。幅広い分野でライティングの募集があるため、自分の経験や趣味に合わせて仕事を選部ことができます。

案件のレベルも、初心者向けから上級者向けまであります。初心者レベルの案件であれば、パソコンで文章が書ければ始められる仕事もあるため、比較的始めやすい仕事です。また、普段から書類やブログなどで文章をよく書く、読書が趣味という方にとっても取り組みやすいお仕事です。

案件によってはレポート記事、インタビュー記事などの作成のため、取材のための外出を伴う場合や、クライアントとの打ち合わせに出席を求められることがあります。

あまり文章を書いたことがない方でも、続けることでスキルアップが可能です。また、ライターをパートナーとして教育してくれるような案件もあります。案件の難易度が上がれば報酬も上がる傾向にあります。スキルアップと共に報酬の増加が見込めるお仕事です。

校正

校正とは、文章表現や内容が正しいかなどを確認し、場合によっては修正する仕事です。雑誌やカタログなど紙媒体の仕事もありますが、ウェブ上に掲載するためにライターが作成した記事を確認する仕事もあります。誤りを見つけ修正する校正以外に、レギュレーションとの整合性や、原稿に不備が無いか、倫理的な問題はないかなどをチェックする校閲を求められることもあります。仕事の内容が誤字脱字のチェックだけなのか、校閲も必要になるのかは、案件により異なるため確認が必要です。

校正は、日本語が正しく使えること、読みやすい文章を書けることなどが必要とされる仕事です。案件によっては、事実確認をする校正者の条件として、看護師やファイナンシャルプランナーなど専門的な資格を有していることが条件のこともあります。編集などの仕事をしていた方が優遇される傾向にありますが、校正の経験がなくとも応募可能な案件もあります。

ライターとしての経験が生きる仕事でもあるため、未経験から校正の仕事を目指すなら、ライター経験をコツコツと積み重ねるというのも1つの方法です。ただひたすら記事を書くのではなく、差戻があった場合には、なぜ修正が必要なのかを考えながら対応することでよりよい経験を積無ことができます。

書き起こし

書き起こしとは、会議や講演、インタビューなどの音声を聞いて、その内容を文章にする仕事です。昔は、テープレコーダーの音声を利用していたため、テープ起こしとも呼ばれていました。現在では、ICレコーダーや録画データからの書き起こしの作業が主流です。中には、動画投稿サイトの字幕として利用する案件もあります。

難易度は低く、初心者でも比較的スムーズに仕事ができますが、熟練度により作業速度が大きく異なる業務でもあります。タイピング速度が速ければ、より多くの仕事を受けることができます。しかし、ノイズや早口などが原因で聞き取りづらい場合もあります。慣れないうちは作業時間が長くなり、割に合わない、という事もあり得ます。

テレアポ

テレアポはテレフォンアポインターの略で、営業のための電話をかける仕事です。仕事をするときは、自分のスマートフォンやパソコンのシステムなどを利用して電話をかけます。報酬は案件によってさまざまです。電話をかけた件数で報酬がでることもあれば、時給制、出来高制などの案件もあります。案件によっては、成果報酬(インセンティブ)が上乗せされることもあります。

初心者の場合には、マニュアルが完備された案件から始めると安心です。なお、ノルマの有無は案件によって異なります。電話やシステム越しとはいえ、不特定多数の方と会話をする必要がある仕事です。人と話すことが好きな方、丁寧な言葉遣いができる方、マナーが守れる方が求められます。

マーケットリサーチのためのモニター

マーケットリサーチは、商品やサービスの参考とするために、電話などで市場のニーズを調べる仕事です。マーケットリサーチそのものではありませんが、マーケットリサーチのためのモニターをするという仕事もあります。在宅ワークの中でも、向き不向きがわかれる仕事といってよいでしょう。

電話での調査は、テレフォンアポイントなどの経験があるとスムーズです。モニターでは、分かりやすくまとめられる能力が必要です。在宅ではできませんが、街頭でのアンケートや交通量調査、飲食店などで行う覆面調査もマーケットリサーチ案件です。また、マーケットリサーチのモニターの仕事は短期間もしくは単発の案件が多いため、長期案件を希望している方にはあまり向いていません。

まとめ

在宅ワークの仕事は、クラウドソーシングなど在宅ワークを斡旋するサイト、求人情報サイト、ハローワークなどで探すことができます。自分の好きな時間で働ける在宅ワークは自由度の高い働き方ですが、納期やノルマを守るためにも自己管理が重要です。また、クライアントの信頼を得るためにも、誠実な仕事ぶりが求められます。自分に合った仕事で、空いた時間を有効活用してください。

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気軽にライティングの仕事がしてみたい、家事の合間にちょっとしたお小遣い稼ぎをしたいという方にオススメなのが、「クラウドソーシング」です。既にライターとしてお仕事をされている方はもちろん、学生や主婦にも気軽に始めやすいのが人気の秘密です。

しかし、「ライティングを始めるならどのサイトがよいのか?」など、初心者には分からないことも多いでしょう。本記事では、そんな「気軽にライティングを始めたい」という方に、すぐにでも始められるオススメのクラウドソーシングサイトをご紹介していきたいと思います。

在宅での仕事に挑戦したいという方、空いた時間でお小遣い稼ぎしたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

クラウドソーシングとは

「クラウドソーシング」は、英語で「クラウド(群衆)、ソーシング(発注)」という意味を持っており、直訳すると、「群衆やその他大勢に発注する」という意味です。その名が示す通り、ネット上にあるサイトを介して、依頼主が受注者へと仕事を発注するところから、この「クラウドソーシング」という名前がついています。ライティングの他にも、アンケート調査や、資料作成などさまざまな業務が業務委託契約という形で募集されています。かつてこういった細かな業務単位の仕事の発注は、依頼者が作業者を見つけるのも難しく、また決済の手間や、複数の作業者とのやり取りの負担から、あまり一般的ではありませんでした。契約、業務に関するやり取り、納品、決済までがほとんどクラウド上で完結するこの仕組みにより、多くの方が隙間時間などを使い働くことができるようになりました。

仕事を発注する側にとってもアルバイトなどで長期的な雇用をする必要がなく、スポット的に働いてもらえる方を探すこともできるこの仕組みは大きなメリットがあります。まさにインターネット時代の働き方と言えるでしょう。

仕事の流れはいたって簡単です。まず、自分のやりたい仕事を検索し、受けたいと思った案件をサイト上で受注申請します。発注者と契約が結べたら仕事を開始し、完成したらサイト上に納品をします。(案件により直接メールなどでやり取りする、もしくはインタビュー記事のように現地に出向き作業するものもあります。)最後に発注者から報酬を受け取って完了です。

「クラウドソーシング」のサイトには、デザインや翻訳など多様な仕事がそろう「総合型」、1つの仕事に特化した「特化型」などいろいろあります。本記事で紹介するサイトは、「クラウドソーシング」の中でもおすすめのランサーズ、クラウドワークス、かくたま、shinobiライティング、シュフティ、サグーワークスの6つです。

ランサーズ(LANCERS)

クラウドソーシングの老舗サイト
出典:https://www.lancers.jp/

型:総合型クラウドソーシング
登録:無料
依頼件数:184万件
報酬:現金制、1000円から換金可
システム利用料:報酬の20%
特徴:日本で初めてのクラウドソーシング

ランサーズは、ライティングやデザインなどの多様な仕事を扱う「総合型」クラウドソーシングです。その歴史は長く、10年もの歴史があります。いわば「老舗サイト」であり、規模は日本最大級です。

日本最大級のサイトということもあって、依頼件数は184万件を超えます。たくさんの仕事から自分のやりたいと思った仕事を選べるのが強みといえるでしょう。

クラウドワークス(CrowdWorks)

安心感のある仮払い方式が特徴
出典:https://crowdworks.jp/

型:総合型
登録:無料
依頼件数:173万件
登録者数:170万人
報酬:現金制、1000円から換金可
システム利用料:報酬の20%
特徴:仮払い方式という独自の支払いシステムが導入されている

クラウドワークスは、ランサーズと同じく多くの仕事を取り扱う「総合型」のクラウドソーシングです。現在までの依頼件数は173万件と豊富で、ランサーズの次に規模の大きな総合型サイトといわれています。

仮払い方式という、珍しい支払い方式を導入しており、仕事を開始する前に、クラウドワークスが依頼主から報酬を預かっておくというシステムです。納品したのに報酬が支払われないという心配はなく、安心して仕事ができるでしょう。

かくたま

高めの報酬が魅力的
出典:https://cakutama.com/

型:ライティング特化型
登録料:無料だが、登録する際にテストライティングあり
登録者数:1600人
報酬:現金制、何円からでも換金可
システム利用料:無料
特徴:記事の単価が1文字1円以上~と高単価

かくたまは、ライティングの仕事だけを取り扱う「特化型」のクラウドソーシングです。かくたまで仕事を始めるためには、テストを受けて合格する必要があります。仕事開始の難易度が少々高めですが、ライティングの文字単価が1円からと、他サイトと比べて報酬単価が高めです。

Sinobiライティング

ライティングツール完備で便利
出典:https://crowd.biz-samurai.com/

型:ライティング特化型
登録料:無料
登録者数:43万人
報酬:ポイント制(BIZ SAMURAIポイント)2P=1円、500円から換金可
システム利用料:無料
特徴:サイト内にライティングページをそなえている

Sinobiライティングは、かくたまと同じくライティングに特化している「特化型」のクラウドソーシングです。報酬は現金払いではありません。「BIZ SAMURAI ポイント」という独自のポイントで管理をしており、「BIZ SAMURAI ポイント」は、現金や景品と交換することが可能です。

サイト内に、ライティングのためのページをそなえているため、ワードやエクセルなどの別のツールを用意してライティングするという手間もかかりません。このサイトだけで簡単にライティングに取り掛かれることが強みです。

シュフティ(shufti)

マニュアル付き案件多数
出典:https://www.shufti.jp/

型:総合型
登録料:無料
登録者数:37万人
報酬:現金、1000円から振り込み可
システム利用料:報酬の10%
特徴:家事や掃除代行など、主婦をターゲットにした仕事が多い

シュフティは、主婦の方をターゲットにした「総合型」のクラウドソーシングです。ターゲットは主婦ですが、男性や学生など、主婦以外の方でも登録できます。

システム利用料は、ランサーズやクラウドワークスと比較すると少し安めです。ライティング未経験の方でも簡単にできるようなマニュアル付きの案件が多く、初心者には始めやすいクラウドソーシングといえるでしょう。

サグーワークス

目指せプラチナライター
出典:https://works.sagooo.com/

型:ライティング特化型
登録料:無料
登録者数:18万人
報酬:ポイント制、1P=1円、1000円から換金可
システム利用料:無料
特徴:ライティング特化型だが校閲・記事チェックなど種類が豊富。プラチナライターという高単価の制度を導入している

サグーワークスは、ライティングに特化した「特化型」クラウドソーシングです。shinobiライティングと同じくポイント制で、1P1円として、現金やAmazonギフト券と交換できます。

サグーワークスの特長は、プラチナライターテストに合格したライターのみが利用できる高単価ライティングという独自のシステムです。1文字1円以上の案件が豊富にあるため、在宅でしっかりと稼ぎたい方にはおすすめのサイトでしょう。

まとめ

初めてライティングを始めてみたいという方に、おすすめのランサーズ、クラウドワークス、かくたま、shinobiライティング、シュフティ、サグーワークスについてご紹介しました。それぞれに独自の特徴があり、システムや報酬にも違いがあります。

それぞれの特徴をふまえながら、ご自身に合ったクラウドソーシングを選び、ライティングを始めてみてはいかがでしょうか。

 

副業として、在宅ワークを始めてみたいけれど、なんとなくやり方はイメージできても、実際にはどんな点に気を付けて仕事をしたらいいのかわからない。そう思っている方もいるのではないでしょうか。

在宅ワークの仕事を始めるとき、仕事の要件は説明されても気をつけることや注意点まで細かく教えてもらえるとは限りません。基本的には実際に経験しながら学んでいくか、自分で調べて理解するしかなく、それを敷居が高く感じてしまう方も多いと思います。

そこで今回は、充実したペースで作業を維持していくために、どんなことに気を付けながら仕事をすすめて行けばいいのか、気をつけるべきことをWebライターとしての原稿執筆(ライティング)の仕事を例に5箇条に分けてわかりやすくご紹介していきます。スムーズに在宅ワークを進めるための始め方として参考にしてください。

1条:仕事をする時間のスケジュールを明確に取る

在宅ワークのライティングは、ネット環境があれば始められる気軽さが魅力で、案件数や種類も豊富にあるのが特徴です。家事や育児の隙間時間に、副業として…など、自分の都合に合わせて自由に仕事ができるのが最大の魅力と言えるでしょう。
しかし、自分の都合ばかりを優先した時間の作り方や、バラバラな隙間時間で仕事を進めると、いろいろな問題が出てくるものです。
例えば、何か疑問が出てきたり突発的なトラブルがあった時など、急いで担当者に連絡を取り指示を仰ぐ必要が出た時間が深夜だったとしましょう。当然ながら、担当者との連絡は非常に難しいものになります。深夜ばかり集中して仕事をしていると、こういう問題には頻繁に出くわすことになるでしょう

また、調子が良いからと言って仕事を詰め込み過ぎるのも危険です。オーバーワークによる仕事の質の低下にもつながりますし、体調に悪影響を及ぼすことも。
家事や育児の合間に作業をしている主婦の場合、家族がいる時や子供の世話などで仕事を中断せざるを得ない状況に陥ることもよくあります。仕事に専念できる時間を無理のないスケジュールで組むことが大切です。

仕事量や働き方など、個々人で自由に決めて働けるのが魅力の在宅ワークですが、一方で依頼主の都合も考えた仕事の進め方を必要とされるケースも往々にしてあるものです。突発的な問題に対応し、より良いコンディションで仕事をするためにも、納期まで余裕をもったスケジュールで仕事時間を明確に確保しましょう。

無理のない配分で仕事と家事の両方に気を配ることが大切です。

2条:作業内容を明確にし、納期に注意する

在宅ワークで仕事をしている場合、当然ですが上司や同僚がそばにいるわけではありません。そのため、ちょっとした疑問や問題点などに目をつむり、強引に仕事を進めてしまうことがよくあります。しかし、自分の勝手な推測や憶測で仕事をすすめてしまうのは非常に危険。後々大きなトラブルに発展することもあり得ます。ちょっとした記事の修正で済めばまだ良いのですが、場合によっては信用問題になってしまうこともあるのです。

ですから、出来るだけ早く仕上げてしまいたい気持ちはグッと抑え、不明点があれば早めに確認することが大切です。作業内容を明確にし、疑問や問題を早期に解決しておけば、作業効率の向上に繋がりますし、モヤモヤを抱えたまま仕事をすることも無くなるため、精神的な面でも非常にメリットが大きいと言えるでしょう。

そして、在宅ワークでいちばん重要で、守らなければならないのが納期です。仕事を受けた以上、在宅であろうが副業であろうが、あなたはプロとして扱われます。納期に遅れて依頼主に迷惑を掛けるなんてことはもってのほか。もし万が一、急なトラブルや止むを得ない事情で納期に不安が出てきた場合は、すぐに依頼主に連絡相談しましょう。納期まで連絡することなく納期当日以降になってから遅れることを伝えた場合、依頼主は対応のしようがなくなってしまい困ってしまいます。また、納期を過ぎてからの連絡はさらに印象を悪くします。仕事を継続して発注してもらえる可能性は限りなく低くなるでしょう。

在宅ワーカーの信頼は、納期を守ることで積み上げていくことになります。締切日をしっかり確認し、遅れることのないように常に気を付けておくことが重要です。そういう意味では、納期はあくまでもデッドラインとして考え、納期がギリギリになってから作業をするのではなく、余裕を持ったスケジュールで計画を立てていくことが大切です。

3条:依頼主や担当者と密に情報を共有する

依頼主や案件によっては、都度現在の進捗状況を報告する必要も出てきます。たとえば、原稿量が多く納期までの期間が長期にわたるものや専門的な知識を必要とする難易度の高い案件の場合、初めての依頼主から仕事を請け負ったときなどは、状況報告をこまめにすることであなたに対する信用度が高まりますし、場合によっては有益なアドバイスを受けられることもあるでしょう。

依頼主側から見ても、状況をつぶさに把握しておくことで安心を得られるのはもちろん、何かトラブルが発生した場合にも素早い対処が可能になります。作業予定や工程の摺合せは非常に大切なことなので、双方が共有して仕事を進めていける環境を作っておきましょう。

また、電話などの口頭連絡を取った場合、『言った言わない』などの行き違いや認識のズレが起こることも考えらます。指示内容をきちんと文章化して、共有しておくことが大切ですね。

4条:執筆の規則(レギュレーション)を厳守する

ライティングは案件ごとに執筆の規則(レギュレーション)があります。記事内容やタイトル、文字数やキーワード、文体など、それぞれの記事に合わせて細かく決まり事が指示されているのです。それらは記事の質のばらつきを防ぎ、かつ依頼主が必要としている案件の内容をしっかりと把握するためのものです。記事に取り掛かる前にしっかりと読み込み、理解してきちんと守りましょう。

また、記事を書くためには他のサイトから情報を仕入れたり、参考にすることもあります。その際、当たり前ですが他サイトの文章をそのままコピーしたり、画像を持ってくることは禁止されています。著名人の画像などは、画像検索をすると数多く出てきますが、うっかり使用して著作権や肖像権の侵害などの違反にならないよう気をつけなければなりません。違法なことをしてしまえば大きな問題になりますし、そのときに知識不足は言い訳になりません。

画像に関しては、著作権フリーの商用利用可の写真素材サイトなど、利用を許可されているサイトのものを使い、文章も、情報としては参考とさせてもらいつつも自分のオリジナルの言葉で書くことを心がけ、マナーや決まり事をしっかり守って執筆することが大切です。

5条:守秘義務を守る

記事を作成するにあたって、依頼主から資料や企業秘密など、外部に漏らしてはいけない情報を与えられることがあります。個人情報や機密データなどの場合、取扱いには細心の注意を払い、たとえ家族であっても第三者には絶対に情報を漏らさないようにしなければなりません。室内に家族などがいて作業途中に中座することがあれば、一旦見えないようにしていくなどの工夫も必要です。

会社内で仕事をしているのと違い、家庭ではセキュリティが脆弱な箇所も多いものです。油断せず、責任感を持った取り組みや管理の仕方が必要になるでしょう。自宅内であっても、会社と同じレベルの管理体制を築かなければなりません。納品後も、廃棄や返却を必要するものがあればすぐに対応するようにしましょう。

情報インシデントにより、大企業でさえもその信用を大きく失墜させる可能性がある時代です。情報を扱う際は細心の注意を払い、守秘義務を守ることを当然として、その他依頼主の指示あった場合には、必ずその指示に従うようにしましょう。

まとめ

以上、在宅ワークで心掛けるべき5箇条をまとめてみました。今回は在宅ワークの中でもライティングを中心に取り上げました。

たとえ副業とは言っても、在宅ワークとして取り組む以上は、できるだけ長く安定した収入に繋げたいものです。
そのためには。依頼主から信頼され、かつ質の高い記事を書いていくことが大切になるでしょう。
報告連絡相談をしっかりして守秘義務や決まり事を守った仕事をすること、求められている記事内容を理解し良い記事を書くこと、納期を厳守することを念頭に仕事を進めてください。

今回紹介した心掛けを守れば、仕事の能率や収入も違ってくるでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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在宅ワークのメリットとデメリット・問題点とは

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