Webライターが文章力や語彙力を上げるための勉強・学習方法まとめ

Webライターが文章力や語彙力を上げるための勉強・学習方法まとめ

文章力を上げるためにはどうしたらよいのかお悩みのライターさんもいらっしゃるでしょう。

良い文章を書けるようになるための方法は、人によってさまざまです。
ただ、スキルのベースとなる部分はある程度共通しているのではないでしょうか。

この記事では、「文章力とは何か」についてさまざまなライターさんの意見を紹介しつつ、
文章力を上げるための方法をいくつかご紹介します。

文章力とはなにか

「かくたま」に登録いただいているライターの皆さん約50名の方に書いていただきました。
その中からいくつか紹介します。

「文章で人に物事を伝えるために、まず語彙力が必要だと思います。たとえば「青空」を文章で表現しようとしたときに、「染めたような青みを帯びた空」とか「トルコ石のような真っ青な空」など、語彙力があれば、どのような青空なのか、時・時間・季節で様々に変化する青空を表現することができます。同音異義語や同訓異字などを知っていて使いわけることは文章を書く上で社会人として必要なことです。会社のプレゼンテーションで使う文書が同音異義語を間違って使ってしまうと、能力を過小評価された上に説得力に欠け、プレゼンテーションは失敗に終わってしまうかもしれません。文章力をしっかり身に着けるためには語彙力をあげることが不可欠であり近道と思います。」

「どういったものが文章力のある文章と言えるのでしょうか。
例えば、インターネットというものを説明する際、専門分野の人にだけ理解できる文章と、幅広い世代が理解できる文章を比較したとき、どちらがより文章力が優れていると思われるでしょうか?

A:インターネットとは、インターネット・プロトコルを利用して複数の機器を接続するグローバルシステムのことである。
B:インターネットとは、電話回線などの通信回線を使って、パソコンや携帯電話等の機器を通して、世界中の人とやり取りができる仕組みのことである。
上の二つの文章を比べた時、どちらがよりわかりやすい文章かと言われたら、知識の有無関係なくより幅広い世代が理解できるBの文章の方を選ばれるでしょう。

では、幅広い世代が理解できるような文章を書こうとしたときに必要な能力とはどういったものでしょう。
まず第一に語彙力が欠かせません。これは、一つの物事を複数の視点からとらえる力として必要となります。
例えば、上の例でいうと、インターネットプロトコルをもう少し優しく言い換えようとしたのが「電話回線などの通信機器」ということになります。
こういったように、一つの物事を他の言葉で言い換える力が語彙力となります。
また、表現力も重要になります。
語彙だけでは、相手に伝わりにくいことも、表現を工夫することで伝わることがあります。同じ悲しいという気持ちを伝えるにも、単に悲しいというだけではなく、どんなふうに、何が悲しいのかを伝えることで、より相手に伝わりやすくなるからです。
こういった、要素を盛り込んで書かれた文章を文章力のある文書と呼ぶのではないでしょうか。」

「文章力において大切なことは、語彙力と説得力です。
まず、語彙力についてです。言葉を知らなければ、文すら書けません。いかに単語や言葉を知っているかによって、その人が書ける文章の良さも決まってきます。同じ意味の言葉を使うにしても、言葉によって相手側が受け取る印象も変わってきます。
続いて説得力です。説得力がある文章でないと読み手側が納得させれることはできません。どうしてそのような考えや結論に至ったのか、根拠や実体験を書くことで初めて文章に説得力が生まれます。文は相手と顔を合わせ説明できるコミュニケーションではありません。だからこそ相手を説得することは難しいです。しかし相手にもしっかりと伝わるような分かりやすい文章を書けば、相手をきっと説得できます。
このように、語彙力と説得力を大切にするだけでも文章力はアップするはずです。」

このように、ライターさんによってさまざまな意見があります。

私は、最後まで読んでもらえて伝えたいことが相手にきちんと伝わるのがよい文章だと考えています。

継続して書き続ける

どんなに文章の書き方を学んでも、実際に書かないことには上達しません。

スポーツと同じです。
野球でイチローのバッティングフォームを研究して、やり方を把握したとしても、バットを振ったことがなければ当然下手なままです。

とにかく毎日少しずつでもよいので文章を書く習慣をつけましょう。
週末にまとめて3時間やるよりも、毎日10分でも15分でも書くようにしたほうがよいです。
週1回だけだと、回数が少なく習慣になりづらいためです。

インプットの量を増やす

読書
自分の頭の中に入っている以上の内容を書くことは出来ません。

そのため、本や雑誌など、とにかく読む量を増やすことをおすすめします。

語彙力や表現力は読んだ文章の量に比例します。

構成力は良い文章を読むことで身につきます。
しっかりとした構成になっている文を読むことで、それを頭の中に入れ、あとで真似して書いてみると勉強になります。

フィードバックをもらう

フィードバック
ほかの人に読んでもらって、
文章の品質がどうだったか、改善すべき点などはなかったかを
フィードバックしてもらいましょう。

自分では気がつくことのできなかった
問題点を教えてもらうことで、
次から同じようなミスをしなくて済みます。

読み手のイメージを詳細に持つために調査する

読者がどんな人たちなのかを意識して書かれている文章のほうが
伝わりやすくなります。

調査のために読者が読んでいそうな雑誌やウェブサイトなどをチェックしてみましょう。
伝え方や情報の切り口などが参考になります。
さらに手間をかけられる場合は、読者に会わせてもらって、
話を聞くのもよいです。

読者がどんな傾向のある人たちで、どういった情報ニーズを持っているのかを知ることで、
それにあわせた原稿を書くことができます。

経費がかかってしまうことが多いですが、
読者と同じような体験をするのもおすすめの調査方法です。

訪問してみる、買ってみるなど、体験することで一次情報を
仕入れることができ、それがオリジナリティのあるコンテンツに
つながります。

まとめ

いきなり上手に文章が書ける人はいません。

とにかくインプットとアウトプットの量を継続的に増やし続けて、
自分の引き出しを増やしていきましょう。

練習を続けて試行錯誤していけば、少しずつ文章力が上がっていきます。



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