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リレーショナルデータベースとは?導入するメリットや選び方のポイントを解説

「リレーショナルデータベースって何?」「メリットはある?」「選び方が分からない」こういった疑問をお持ちかもしれません。そこで当記事では、リレーショナルデータベースとは何かを解説しています。

また導入するメリットや選び方、人気製品の特徴までご紹介しているので、最後までご覧ください。

リレーショナルデータベースとは

リレーショナルデータベースとは、データベースの一種です。
RDBや関係型データベースとも言われます。

そもそもデータベースには種類があり、リレーショナルデータベースはその中の一つでです。
リレーショナルデータベースは、現在の主流のデータベースでもあります。

リレーショナルデータベースの最大の特徴は、エクセルのような表でデータを管理できることです。
テーブルと呼ばれる表に、カラムやレコードがあります。
エクセルで例えると、シートがテーブル、列がカラム、行がレコードを表します。

例えば社員情報を管理している場合、社員IDや社員名といった属性が列に記載され、それぞれのデータが行に表示されます。

また、データベースの操作にはSQLという言語を用います。
SQLを用いることで、データの追加や更新、削除などを行うことができます。

リレーショナルデータベースの機能

リレーショナルデータベースには様々な機能があります。
その中でも言及しておきたいものが、スケーラビリティやレプリケーション、ビッグデータ処理の三つです。

  • スケーラビリティ
  • レプリケーション
  • ビッグデータ処理

以上の三つの機能も、リレーショナルデータベースには備わっています。

リレーショナルデータベースを導入するメリット・デメリット

ここからは、リレーショナルデータベースを導入するに当たってのメリットやデメリットをご紹介していきます。

リレーショナルデータベースのメリット

リレーショナルデータベースのメリットは、柔軟にデータを扱えるため複雑なデータ管理も可能ということです。

例えば、AとBという独立した二つのデータ表があるとします。
AとB二つに関連したデータを管理したい場合、すでにあるデータを使ってCという新たなデータ表を簡単に作れるということです。

あくまで一例ですが、このように複雑なデータも扱えるという点が大きいメリットと言えます。

リレーショナルデータベースのデメリット

リレーショナルデータベースのデメリットは、柔軟にデータが取り扱えるからこそプログラムが複雑になってしまうということです。
プログラムが複雑になればなるほど、大規模のデータを扱う際の処理スピードも遅くなってしまいます。

このように複雑なデータが扱えるというメリットがある一方、プログラムの複雑化を招きやすくなり、処理スピードが遅くなる点がデメリットと言えるでしょう。

リレーショナルデータベースを選ぶ時のポイント

リレーショナルデータベースを選ぶ時には以下の三つのポイントがあります。

  • 導入形態
  • コスト
  • エディション

導入形態で選ぶ

リレーショナルデータベースには、ソフトウェアパッケージとクラウドサービスの二つの導入形態があります。

ソフトウェアパッケージは、オンプレミス環境に設置するものです。
オンプレミスとは、自社にサーバー環境を設置して運用することを意味します。

一方クラウドサービスの場合、データ管理の環境を構築せずに導入できます。
そのため導入コストを低く抑えられるというメリットもあります。

この二つの違いは、データベースを自社の環境に設置するかクラウド環境に設置するかということです。
以上のように、どの導入形態を選ぶかが一つ目のポイントです。

コストで選ぶ

データベースは、機能や性能によってもコストが変わってきます。
扱う情報量の規模や操作するユーザー数、保守費用や信頼性・安全性・効率性などが関係します。
コストで選ぶ場合は、求めているサービスと予算内で利用できる製品の性能を照らし合わせながら考えるのも一つの方法です。

また、リレーショナルデータベースは、多くの製品でライセンスが定められています。

例えば、プロセッサライセンスはサーバのCPU数で価格が決まります。
対してユーザーライセンスは利用するユーザーの人数によって価格が決まる仕組みです。
製品によっては、コア単位やサーバーといったライセンスもあります。

以上のように、コスト面でどれを選ぶかが二つ目のポイントです。

エディションで選ぶ

リレーショナルデータベースは、製品によっては様々なエディションが用意されています。そして多くの製品で、Standard Editionの他にEnterprise Editionという大規模向けのものもあります。

これらのエディションの違いによって、データベースの最大サイズやメモリサイズ、利用可能なコア数も変わってきます。

例えば、小規模のものを求めているのに大規模のエディションを選ぶのは理にかなっていません。
自分たちがどういうものを必要としているのか、状況と照らし合わせながらエディションを選ぶ必要があります。

以上のように、どのエディションを選択するかという点が三つ目のポイントです。

ノンプログラミングデータベース

ノンプログラミングデータベースは、プログラムコードを記述することなくデータベースを構築することができます。
ITの知識に富んだ人材がいなくても、データベースを構築できるため、データベースの入門に最適です。

料金が変更されている可能性があるので、各サービスのURLからチェックしてみてください。

Microsoft Access

Accessは、Microsoft社が提供するデータベースソフトウェアです。
データベースの基本機能であるデータの蓄積や更新、削除ができ、基幹業務アプリとの連携にも長けているため、さまざまなデータベースと統合することができます。

Microsoft 365 Personal Office Home & Business 2019 Office Personal 2019
価格 12,984円/年 38,284円 32,784円
契約期間 月間または年間契約 永続ライセンス 永続ライセンス
用途 個人向け 企業向け/個人向け 個人向け

企業向けライセンスはOffice Home & Business 2019のプランです。
永続ライセンスなので、契約の更新が不要です。
長期にわたって使用する場合はコストパフォーマンスに優れます。

Canbus.

Canbus.は顧客管理や勤怠管理、会計、プロジェクト管理等の業務をひとつに集約したデータベースです。
チャット機能を搭載しているため、画面を切り替えながらチャットする必要がありません。ひとつの画面で、データを参照しながらコミュニケーションを取ることができます。

カテゴリー毎に豊富な機能が揃っているため、企業毎に必要な機能を取り入れることができるのも魅力のひとつです。

スターター スタンダード プロフェッショナル
価格 10,000円/月 35,000円/月 100,000円/月
レコード数 1,000 5,000 20,000
ページビュー数 20,000 50,000 100,000
添付ファイル容量 5 GB 20 GB 50 GB

Canbus.は全てのプランで利用ユーザー数が無制限であるため、企業規模に関わらず利用することができます。

kintone

kintone(キントーン)はクラウド型の業務アプリケーション制作サービスです。
データ作成や集計、閲覧の他にもアプリケーションの作成から共有まで、kintoneひとつで行うことができます。

ノンプログラミングでカスタマイズできるツールやAPIも存在します。

スタンダードコース ライトコース
価格 月額1,500円/1ユーザー 月額780円/1ユーザー
外部サービスとの連携 可能 不可能
アプリ数 ~1000個 ~200個

コースは2種類あり、より幅広い機能を利用できるスタンダードコースがおすすめです。
kintoneを活用するためのサポートが充実しているため、導入前から導入後も安心できます。

WaWaD-Be

WaWaD-Beは、簡単にフォームを作成しすることができるため、データベースの知識が乏しくても操作しやすいです。
顧客情報や品情報など、重要なデータをデータベースに格納することができます。
また、役職や担当事業に応じて、入力項目を作成できるため、入力ミスを防ぎやすいです。

1ID 基本料金
価格(1ID + 基本料金) 300円/月 2,500円/月

基本料金は1契約単位なので、契約IDが増加しても比較的安価に利用できます。

多機能データベース

機能面に優れたデータベースを導入したい場合は、多機能データベースがおすすめです。
複数のOSへの対応やマウスのみで直感的な操作が可能である等、システムの環境を問わずに利用ができます。

また、専門の知識や技術があれば、プログラミング言語と連携・アクセスすることも可能です。

PostgreSQL

PostgreSQLは、オープンソースのリレーショナルデータベースです。
データベースの人気シェア率の調査では、2020年5月時点で4位です。

PostgreSQLを導入する際は、公式サイトからインストールします。
ただし、Amazon RDSや GoogleのCloud SQLを利用すれば、クラウドサービスとしても利用可能です。

オープンソースのため、無料で利用できます。
従って、有償のリレーショナルデータベースを導入する時に比べて、導入コストを抑えることができます。
しかし、無償であるものの、その機能や性能は有償の製品と同等とも言われています。

一番の特徴は標準SQLを使用していることです。
実は他の製品では、独自のSQLが使用されることも多くあります。
そのため、違う製品に移行したいといった時に、そのまま書き写すことができないと言う問題が起こるのです。

しかしPostgreSQLの場合、標準SQLに準拠していますので、書き直す手間が格段に減ります。
この標準SQLを使用している、そして無償という二点がPostgreSQLの最大の魅力です。

Oracle Database

Oracle Databaseは、オラクル社が開発しているリレーショナルデータベースです。
データベースの人気シェア率の調査では、2020年5月時点で堂々の1位です。
導入形態としては、ソフトウェアパッケージ・クラウドサービス共にあります。

Oracle Databaseの費用は以下の通りです。

Processor License(プロセッサライセンス) Named User Plus(ユーザーライセンス)
Enterprise Edition 5,700,000円 114,000円
Standard Edition 2,100,000円 42,000円

Oracle Databaseは高額ではありますが、他製品に比べてかなり高機能となっています。
例えば災害時などの障害問題は、できれば影響を受けたくないでしょう。
Oracle Databaseであれば、Oracle Data Guardと呼ばれる保護機能があるため、いかなる障害時にもサービスを運用することが可能です。

その他にも“性能改善対策“という、過去や現在の運用を元に改善できる所はないか診断してくれる機能もあります。

以上のように、高機能であり高性能のリレーショナルデータベースがOracle Databaseです。

SQL Server

SQL ServerはMicrosoft社が開発しているリレーショナルデータベースです。
データベースの人気シェア率の調査では、2020年5月時点で3位です。

SQL Server2019の費用は以下の通りです。
公式サイトがドル表記のため、ドルで記載しています。

Enterprise Edition $13,748
Standard Edition(コア単位) $3,586
Standard Edition(サーバー) $899
Express 無料

SQL Serverの特徴は2つあります。

1つはMicrosoftが開発しているため、Windowsとの相性が良いです。
Windowsに関する情報も多いため、疑問点をすぐに解決できる利点があります。

2つ目は操作性です。
SQL Server Management Studioと呼ばれる管理ツールによってSQL Serverはかなり使いやすくなっています。
マウス一つで直感的に操作できる点は、SQL Serverの魅力です。

まとめ

ここまで、リレーショナルデータベースの概要や導入するメリット、製品の選び方や特徴など解説してきました。ただし、リレーショナルデータベースは導入して終わりではありません。日々運用して、データが蓄積されていくことで真価を発揮します。そして選ぶ際も、目的に合った製品を選ぶことが大切です。目的に合った製品を導入することが、日々の業務の質を向上することに繋がります。

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