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ARPUとは?意味やARPUとの違いを解説!

2021.02.28
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サイトエンジン編集部
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「ARPU」とはwebサービスやアプリなどのITサービスにおけるKPI(重要業績評価指標)の1つで、収益の質を測る上での重要な指標となります。

本記事ではITビジネスにおける必須用語「ARPU」の定義や計算方法、指標としての活用法などを紹介していきます。

またその他の重要なKPIである「ARPPU」と「ARPA」についてもあわせて解説をしていきます。

ARPUとは?どう読むの?計算方法は?

ARPUは「average revenue per user」の略で「アープ」と読むビジネス用語で、ITサービスにおけるユーザー1人あたりの平均売上額を示します。

ARPUの計算式は【売上÷ユーザー数】で、ユーザーには無料でサービスを受けている人も含まれます。

例えば、売上が10億円で、ユーザー数が100万人の場合、ARPUの計算は以下のようになります。

<計算式>

10億円÷100万人=1,000円

つまり、ARPUの金額が高いほど、1人あたりの課金額が高いことを示し、ユーザーのサービスに対する満足度が高いことを意味します。

反対に低いARPUは1人あたりの課金額が低いことを示し、無料部分で満足している人や課金するほどサービスに満足していない人が多いことを示します。

ARPUが低い場合はサービス内容の見直しが必要と言えるでしょう。

ARPPUとは?ARPUとの違いは?

ARPUに関連する概念に「ARPPU」(Average Revenue per Account)があり、ITサービスにおける課金ユーザー1人あたりの平均売上額を示すKPIとして活用されています。

ARPPUの計算方法は【売上÷課金ユーザー数】で示され、無料ユーザーが数に含まれてない点でARPUとは異なります。

例えば、売上が10億円で、ユーザー数が100万人のサービスのうち、課金ユーザー数が50万人の場合、ARPPUは下記の通りとなります。

<計算式>

10億円÷50万人=2,000円

ARPPUは課金ユーザーに絞って、売上の多寡を見るのに有効な指標です。

ARPAとは?ARPUとの違いは?

ARPUに関連する概念に「ARPA」(Average Revenue per Account)があり、ITサービスにおける1アカウントあたりの平均売上額を示すKPIとして活用されています。

ARPAの計算方法は【売上÷アカウント数】で示され、あくまで契約者1人あたりの課金額で測る点においてARPUとは異なります。

具体例を挙げると、携帯電話の場合、1人で複数台契約することも珍しくありませんが、これを【売上÷契約者数】とするのがARPAで、【売上÷台数】とするのがAPRUです。

例えば、売上が10億円で、ユーザー数が100万人のサービスのうち、実質的な契約者数が50万人なら、ARPAは下記の通りとなります。

<計算式>

10億円÷50万人=2,000円

1人の契約者に対して、複数アカウントでの利用を可能としているビジネスであれば、ARPAの方がより実態に近い形で、1人あたりの平均売上額を算出することができます。

ビジネスによってARPUは異なる!ビジネスモデル別にARPUの計算方法を紹介

ARPUはビジネスモデルによってその計算方法が異なります。

本記事ではビジネスモデル別にARPUの計算方法を紹介していきます。

課金モデル

スマートフォンゲームのような課金モデルのビジネスの場合、ARPUは下記の計算式で算出します。

【課金ユーザー1人あたりの平均売上高(ARPPU)×課金ユーザー率(PUR) 】

課金ユーザー率(Paid User Rate)とは、すべてのユーザーに対する課金ユーザーの割合のことで、ユーザー100人に対して課金ユーザーが10人なら、PURは10%となります。

インプレッション型広告モデル

インプレッション型広告はネットで広告が表示されるたびに報酬を受け取ることができるタイプの広告のことです。

このインプレッション型広告をビジネスにしている場合、ARPUの計算式は下記のようになります。

【ARPU=1人あたりの広告表示回数×1回あたりの表示報酬額】

クリック型広告モデル

クリック型広告とは、ユーザーが表示された広告をクリックした場合に、広告主からの報酬が発生する広告になります。

このクリック型広告をビジネスにしている場合、ARPUは下記のように算出します。

【ARPU=CPC×CTR】

CPCとは広告1クリック毎の報酬額のことで、CTRとは広告のクリック率のことになります。

なお、CTRは【クリック数÷広告の表示回数×100】で計算できます。

ビジネスでARPUが重要視される理由

ARPUがビジネスにおいて注目されるのは、ユーザー1人あたりの課金額が恒常的な売上の直接的な要因となるからです。

サービスは開始からある程度の期間が経つと、ユーザーの増加数が鈍化します。

そのため、1人あたりの課金額は低くてもいいから、ユーザーの数を増やすことで売り上げを立てようとする数の論理が段々と通用しなくなってしまうのです。

そこで重要になるのがARPUです。

ARPUはユーザー1人あたりの課金額の平均を示すため、この数値を伸ばせば、ユーザーをある程度取りつくし、成熟期に入ったサービスでも、売上を向上させることができます。

また、ARPUを高い数値で維持できれば、恒常的な高収益サービスとなります。

ビジネスにおいて恒常的な高収益を狙うのであれば、ARPUの向上は欠かせず、それ故にARPUはビジネスにおいて重要な指標となっているのです。

APRUを向上させる方法

ARPUを向上させるには、顧客ロイヤリティの向上とアップセルやクロスセルの活用が有効です。

顧客ロイヤリティとは顧客が自社や自社のブランドあるいは商品に対して感じている愛着や信頼の度合いを指します。

この顧客ロイヤリティが高まれば、同種でよりランクの高い商品をおすすめする「アップセル」や、顧客が購入しようとしているものとは異なる商品や、組み合わせて利用して欲しい商品をおすすめする「クロスセル」が効いてきます。

その結果、1人あたりの平均売上であるARPUが向上することになるのです。

顧客ロイヤリティを高めるために有効な指標にNPS(Net Promoter Score)があり、一般的な方法として、自社の商品やサービスを友人にすすめたいかをユーザーに問う方法があります。

上記により「すすめたい」の割合が多ければ顧客ロイヤリティは高く、「すすめたくない」の割合が多ければ顧客ロイヤリティは低いことになります。

また上記の質問に組み合わせ、それぞれ「すすめたい理由」、「すすめたくない理由」を質問すれば、その答えが顧客ロイヤリティを改善するヒントとなります。

まとめ

ARPUはユーザー1人あたりの平均課金額を示す指標で、自社サービスがユーザーをある程度取りつくした後でも売上を向上させ、かつその売上を恒常的なものにするために重要な数値です。

また、ARPUを向上させるには、より多くのユーザーに自社や自社のブランドあるいは商品に愛着を持ってもらうことで、顧客ロイヤリティを高め、よりランクの高い商品への移行(アップセル)や商品の抱き合わせ販売(クロスセル)へと上手くユーザーを導くことが大切になります。

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