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cookie(クッキー)とは?マーケティングにおける重要性と注意点

ECサイトや情報メディアを運営する上で、Cookie(クッキー)の仕組みと役割を知っておくことは重要です。キャッシュとの違いを含めて詳しく確認しておきましょう。Webサイトに導入する上での注意点や、プライバシーや面での対処方法についても解説しています。

そもそもCookie(クッキー)とは何か

Cookie(クッキー)とは、Webサイトに訪問したユーザーが入力した情報や閲覧履歴を保存するための仕組みです。

ECサイトのショッピングカートに入れた商品データや、ログインID・パスワード情報などを保存でき、一度Webサイトを離れても、その情報が失われないようにできます。

Cookieの起源は、アメリカのネットスケープ社が開発した技術です。「クッキー」という名前は、フォーチュンクッキー(マジッククッキー)に由来しているとされています。フォーチュンクッキーの中に秘密の情報を隠して渡す様子と、ユーザーの情報を渡すシステムのイメージを重ねて「クッキー」と呼ばれているのです。

Cookieの仕組みを分かりやすく解説

Cookieは、どのような仕組みでユーザーの情報を保存するのでしょうか。

ユーザーがインターネットを使う際に使用する「ブラウザ」がWebサイトを表示するためには、まず「Webサーバー」から情報を読み込む必要があります。

その際、閲覧履歴や入力データに関する情報がWebサーバー上に記録されます。その記録されたデータがCookieとしてユーザー側に送信され、ブラウザ上に保存されるという流れです。

ユーザーが同じWebサイトにもう一度アクセスすると、ブラウザ上に保存されたCookieがWebサーバーに送信されます。そのCookieによってユーザーのログイン情報や、前回までの入力情報などを反映するという仕組みです。

キャッシュとの違い

「キャッシュ」もCookieと同じように、Webサイトを閲覧した際の情報を保存する仕組みです。この2つの技術は「保存する情報の種類」が異なります。

キャッシュとは、Webサイトの「読み込み時間」を短縮するための技術です。一度読み込んだWebサイトのCSSやJavaScriptなどのデータを保存し、2回目以降の読み込み時間を短縮します。

つまりキャッシュは、ユーザーが入力したIDやパスワードなどの情報ではなく、Webサイト自体を読み込むための情報を保存するという点がCookieとは異なります。

マーケティングにおけるCookieの重要性・用途

Cookieはマーケティングのどのような場面で活用されているのでしょうか。具体例を3つ紹介します。

ターゲティング広告の配信

Cookieは「ターゲティング広告」の配信に使用されています。

ターゲティング広告とは、ユーザーの閲覧履歴や、ユーザーの年齢・性別などの属性を基準にして、特定の条件を満たすターゲットに限定して配信する広告です。

ターゲティング広告にはいくつかの種類がありますが、「リターゲティング広告」や「行動ターゲティング広告」などにCookieが利用されています。

リターゲティング広告とは、自社のWebサイトに訪問したことがあるユーザーや、商品を購入した履歴があるユーザーなどに限定して配信する広告です。

行動ターゲティング広告では、自社のWebサイト以外の閲覧履歴・行動履歴を参考にしてユーザーの興味・関心を推測し、特定のジャンルに興味があるユーザーを狙って広告を配信します。

いずれの種類の広告でも、ユーザーの履歴を計測するために、Cookieが利用されています。

ECサイトの利便性向上

CookieはECサイトの「利便性向上」のためにも重要な役割を担っています。

Cookieによってログイン情報やショッピングカートの情報を保存することが可能になり、ユーザーが何度も同じ情報を入力する手間が解消されるのです。

また、多くのECサイトで見かける「レコメンデーション」の機能にも、Cookieが活用されています。

レコメンデーションとは、ユーザーごとの興味・関心を推測して、適切な商品を「おすすめ」する機能です。「あなたへのおすすめ」「こんな商品も購入されています」などの一覧を表示するレコメンデーションが、多くのECサイトで導入されています。

レコメンデーションがあることで、ユーザーは自分に合った商品を探す手間が省け、利便性の向上につながります。

Webメディアのアクセス解析

CookieはWebメディアのアクセス解析にも使われています。「Google アナリティクス」に代表されるアクセス解析ツールで使用されている技術です。

Cookieを利用することで、Webサイトにアクセスしたユーザーの数や、閲覧した回数、アクセスの流入経路、Webサイト内でのページ遷移などの計測が可能になります。

アクセス解析の情報は、Webサイトの制作や改善、キャンペーン企画の考案などをする上で重要なデータです。現在のマーケティングにおいて、Cookieは不可欠な存在といえるでしょう。

Cookieの種類

Cookieには「ファーストパーティCookie」と「サードパーティCookie」の2種類があります。それぞれの特徴と、具体的な活用場面を確認しましょう。

ファーストパーティCookie

ファーストパーティCookieとは、ユーザーが閲覧しているWebサイトのドメインから発行されるCookieです。

ECサイトのショッピングカート情報や、ログイン情報などを保存するために利用されています。

「異なるドメインを横断できない」という特徴があり、ユーザーが異なるWebサイト間を移動する流れの計測には基本的に使用できません。同じユーザーが別のパソコンで閲覧する場合のように、ブラウザが変わってしまうと別のユーザーとして認識されてしまうというデメリットもあります。

ただし「Google アナリティクス」のようなアクセス解析ツールを利用して発行されるファーストパーティCookieは例外的に、異なるWebサイト間の解析に使用可能です。

サードパーティCookie

サードパーティCookieとは、ユーザーが実際に閲覧しているサイト以外のドメインから発行されるCookieのことです。多くの場合、閲覧しているWebサイト上に掲載されている「広告」のドメインから発行されます。

ファーストパーティCookieとは異なりドメインの横断が可能で、ブラウザが変わっても計測できることが特徴です。

ただしサードパーティCookieは「使用の規制」が厳しくなっている点に注意する必要があります。将来的にGoogle ChromeでサードパーティCookieのサポートが終了することが予定されており、広告配信会社は、その対応を求められています。

Cookieの注意点・デメリット

マーケティングやWebメディア運営でCookieを活用する上での注意点・デメリットを確認しておきましょう。

プライバシーへの配慮が必要

Cookieを活用する上ではプライバシーへの配慮が必要です。

Cookieはユーザーの行動履歴を計測でき、会員情報などの個人情報が含まれている場合もあるため、Cookieの使用方法を誤るとプライバシーの侵害につながる可能性があります。

Webサイトに設置する「プライバシーポリシー」に、Cookieを使用している旨を記載するだけでなく、Cookieを使用することに同意を求めるバナーを表示しているサイトが多くあります。

Cookieの使用に関しては、法律の改正が盛んであるため、常に新しい情報を取り入れて正しく対応することが重要です。

十分なセキュリティ対策が必要

WebサイトにCookieを使用した機能を実装するには、十分なセキュリティ対策が必要です。

プライバシーへの配慮が適切でも、不正アクセスなどの被害に合って、Cookieの情報が漏洩してしまうと大きな問題になります。

Webサイトそのもののセキュリティを高める「https化」(SSL化)を実施するだけでなく、https化された通信だけでCookieを使用できるようにする「Secure属性」を設定することも重要です。

セキュリティ面の設定を万全にすることで、Cookieを適切に使用しましょう。

Cookieの削除方法

ユーザー側は、Cookieを有効にした場合でも、ブラウザに保存されたCookieを簡単に削除できます。Webサイト運営側としても、その方法を知っておくことはユーザーの行動を理解する上で重要です。

Google Chromeの場合は、右上のメニューから「設定」を開き、「プライバシーとセキュリティ」の項目にある「閲覧履歴データの削除」をクリックします。あとは「Cookieと他のサイトデータ」にチェックを入れて「データを削除」をクリックするだけです。

このようにCookieを削除することで、ユーザーは公共のPCなどでWebサイトを閲覧した場合でも、自分の入力したログイン情報が洩れないように対処できます。

まとめ

Cookieは広告配信の効果性を高め、ECサイトの利便性向上するために重要な機能です。Webメディア運営でCookieを導入する場合には、プライバシーへの配慮やセキュリティ対策を十分に行いましょう。

サイトエンジンでは、Webメディア運営のコンサルティングサービスを提供しております。「Cookieの扱い方が分からない」「プライバシーへの配慮をどうすればいいのか知りたい」などのご相談がありましたら、お気軽にお問合せください。

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