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高校や大学、塾のソーシャルマーケティングとは

人口減少・少子化に伴い、業界縮小が懸念されている反面で、ICT化が遅れているからこそ、無限の伸びしろがあると言われています。

児童生徒1人あたりの教育にかけるコストが増加したり、英会話やプログラミングを学ぶ社会人も増加しているため、コロナ影響もありオンライン上での需要がさらに拡大しています。

教育業界の現状

小学校では2020年度より、中学校では2021年度より、高等学校では2022年度より、新学習指導要領が改訂されます。グローバル化に対応するために、言語能力の育成、外国語教育、プログラミング教育、理数教育の充実などが追加されます。

センター試験は、「大学入学共通テスト」という名称に変更となり、2021年1月に初めて実施されます。従来の詰め込み教育による「基礎知識」でなく、大学入学段階で求められる「思考力」「判断力」「表現力」を重視する考えがベースになっています。

また、コロナ影響もあり、スマートフォンやタブレットを利用したe-ラーニングが急速に普及し、市場が拡大しています。

教員の働き方改革

現在、世界各国は、学校が休校の場合、自宅からオンラインで学べる教育システムが整いつつあります。対して、日本はコロナ禍で対応の遅れが目立つこととなりました。未だに紙ベースの宿題プリント・ワーク、そして丸付け作業が教員の大きな負担となっています。

また、授業以外の業務や部活動が多いこと、労務管理があいまいなことが問題となっています。

教員の人材不足は、正規雇用の枠が非正規雇用に置き換えられ、非正規雇用教員への依存率が高くなったこと、その後、非正規雇用教員の需要が増えたのにも関わらず、供給数が減り続けて、非正規雇用教員の層が枯渇していることが原因になっています。

2018年文科省アンケートによると、11自治体のうち過半数の8つの自治体が、教員不足の最大要因として「講師登録名簿登載希望者数の減少」を上げています。

参考:文部科学省 いわゆる「教員不足」について (mext.go.jp)

教育業界のデジタル化

多くの公立学校、私立学校の授業にICT機器の導入が進んでおり、プログラミング式思考やアクティブラーニングを取り入れたICT教育が開始されています。

例えば、電子黒板は、児童生徒の「関心・意欲・態度」を高める効果があります。デジタル化された教材資料を大きく提示でき、児童生徒への指示も明確になります。視覚に訴える授業が可能となり、資料説明が伝わりやすく、わかりやすくなるので児童生徒の理解度も深まります。

スマホ普及率の増加に伴い、高校生が勉強のアプリを利用することが増えてきています。多くの進学校においては、ICT教育の普及とともに高校生がスマホで勉強することに抵抗がなくなってきています。

「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018年~2022年度)」では、今後の学習活動において、積極的にICTを活用して情報活用能力を育むことが求められています。

参考:学校におけるICT環境の整備について(教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018(平成30)~2022年度)):文部科学省 (mext.go.jp)

オンライン授業ーGAGAスクール構想

GIGAスクール構想とは、「多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が確実に育成できる教育ICT環境を実現し、これまでの教育実践の実績と最先端のICTを組み合わせることで、教師・児童生徒の力を最大限に引き出そう」というものです。GIGAとは「Global and Innovation Gateway for ALL」の略です。

多くの学校が休校を余儀なくされた間、児童生徒の学習・指導をどのように行い学びの保障をするか、という議論の中でICTを活用したオンライン教育の必要性がまずます高まっています。

現状では、まだすべての学校で1人1台は実現していませんが、早期のICT環境整備が求められています。また、ITツールを使える教員の育成も同時に必要です。

参考:GIGAスクール構想の実現について:文部科学省 (mext.go.jp)

参考:「GIGAスクール構想の実現」とは  ~学校情報化の目的と概略~ – YouTube

e-ラーニングから進化ーEdTech

EdTechとは、教育(Education)× テクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、教育領域にイノベーションを起こすビジネス、サービス、スタートアップ企業などの総称です。

これまでeラーニング業界が長年にわたって培ってきた、学習管理の考え方やシステム(LMS)、コンテンツ(オンデマンド、ライブ配信)に関するノウハウ、教育効果を高め学びを継続させるための知見などを生かし、eラーニングから進化したEdTechを実現していくことが期待されています。

2018年1月には経済産業省が「『未来の教室』とEdTech研究会」を立ち上げるなど、国を挙げてEdTechが推進されています。こうした動きは公教育の現場に留まらず、企業研修、リカレント教育、個人の学びも含めたムーブメントになりつつあります。

参考:「未来の教室」とEdTech研究会 (METI/経済産業省)

ソーシャルメディア(SNS)の運用

  • 日本を代表する教育関連企業ベネッセ 

児童生徒に向けた公式SNS運用しています。

幼児向けのこどもちゃれんじInstagramフォロワー数は4.3万人です。小学生向け・中学生向けのInstagram開設していないようですが、高校生向けは個人のノート写真があり、ノートを取る際の参考になるかもしれません。

YouTube動画では、人気キッズYouTuberも登場しています。

ソーシャルメディア公式アカウント一覧 | ベネッセグループ (benesse.co.jp)

  • Twitterで集客している学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校

N高等学校(2021年4月S高開校)さん (@nhigh_info) / Twitter

N高等学校は、ネットと通信制高校の制度を活用した新しい“ネットの高校”です。母体の出版社である株式会社KADOKAWAや株式会社ドワンゴが持つコンテンツや技術力を活用し、他の教育機関とは一線を画すカリキュラムを実施しています。

  • YouTube動画で作品を公開している学校法人日本教育財団 専門学校HAL

専門学校HAL-東京・大阪・名古屋 – YouTube

専門学校HALは、ゲーム関連学科、CG・グラフィック関連学科、アニメ・イラスト関連学科、音楽、カーデザイン、ロボット開発、高度情報処理、WEB開発などエンターテインメントやIT、ハイテク関連など多くの学科を持つ専門学校です。印象的なTV CMも有名ですが、YouTubeチャンネルでは在校生や学校関係者が制作した作品やTV・WEBで公開されているCMが公開されています。

  • 学習管理SNSや学習用アプリ 『スタディサプリ』

株式会社リクルートマーケティングパートナーズが提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ』は、学校の先生向けサービスにおいて、Google が提供する Google for Education Technology Partner の Highly Qualified Partner に認定されました。学校向けの『スタディサプリ』では、全国の高校約2,592校で利用され、教職員向けの機能『スタディサプリ for TEACHERS』を通し、学習を児童・生徒頼りにするのではなく、宿題配信や進捗管理、先生からの学習の伴走・サポート、よりよい指導の実現を可能としています。『スタディサプリ』は特に、映像コンテンツに注力しています。

スタディサプリ、 Google for Education™Technology Partner のHighly Qualified Partnerに認定―学校向けサービスの利便性向上へー|リクルートマーケティングパートナーズ (recruit-mp.co.jp)

教育業界のマーケティング

顧客(児童生徒・学生・親)に選ばれる企業になるためには、どうすればいいのでしょうか。顧客数の増大・顧客当たりの収益拡大のため、広告運用・魅力的なコンテンツづくり・固定客化が必要です。

教育業界にとって、Webマーケティングは欠かせず、インターネット上・SNS上の口コミは絶大な効果を持ちます。現在の親世代の多くはFacebookアカウントを持っているため、活用しましょう。また、入会無料のクーポン配布や進学実績など配信するために、LINE公式アカウントへの登録を促すのも良いでしょう。

参照:ソーシャルリスニングをマーケティングで活用する!やり方と無料ツール

参照:SNSマーケティングとは?具体的な5つの方法を紹介

教育企業のコンテンツマーケティングの取り組み

『みんなの学部屋(マナベヤ)』は、河合塾マナビスが運営するサイトです。大学受験勉強中の高校生に役立つ情報を提供し、集客しています。

みんなの学部屋(マナベヤ)|大学受験予備校 河合塾マナビス (manavis.com)

Twitter運用もしており、公式マスコットのマナベアーから1問出される「スタディタイム!」や、偉人の言葉を紹介しています。

【公式】河合塾マナビスさん (@k_manavis) / Twitter

『ミライ研究室』は、Z会が新大学入試に関する情報を発信するサイトです。最新の教育ニュースがわかる「教育&入試トレンド」を毎月配信しています。また、5大SNSの運用もしています。

公式ソーシャルメディアアカウント一覧(Z会) | Z会 | 日々の学習から受験・資格まで、本物の学力を養成する教育サービスを提供。 (zkai.co.jp)

教育コンテンツの注意点

コンテンツを作成する際は、理解しやすい提示、見せ方の工夫が必要です。特に、飽きないように興味・関心をもたせる提示をしましょう。

動画を制作する際は、興味を惹かれるように、ストーリー仕立てにするのがおすすめです。

参照:ストーリーテリングとは?初心者におすすめのやり方

EdTechで期待される学習効率の改善と教育現場の働き方

教育現場にEdTechを取り入れることで、オンライン講義・学習、学習状況の管理の効率化、学習方法の多様化が可能になります。現場の効率化は教員の働き方改革につながり、より良い学習機会を提供できるようになるでしょう。

教育コンテンツの作成について、お困りごとがあればサイトエンジンへご相談ください!

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