GDN・YDN(YDA)とは?配信先の違いやバナーサイズなど広告運用のポイントを解説

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自社サイトのWeb集客に取り組む際、GDNやYDNなどの用語が気になった方も多いのではないでしょうか。GDN、YDNはインターネット上で配信できる広告形式の1つで、幅広いユーザーに広告を表示できることが特徴です。
このページでは、GDN、YDNの概要や機能の違い、効果的に運用するポイントについて解説します。

GDNとYDN(YDA)はいずれもディスプレイ広告の一種

GDNとYDNは「ディスプレイ広告」と呼ばれる広告です。Googleが提供するものがGDN、Yahoo!が提供するものがYDNで、両者は同じような機能を持っています。

YDNは2019年から2020年にかけてサービス名称が変更となり、「YDA」と呼ばれるようになりました。以下では、ディスプレイ広告の特徴や広告配信先について解説します。

ディスプレイ広告と検索広告の違いは?

ディスプレイ広告と検索広告の主な違いは次の3つです。

・広告の表示場所
ディスプレイ広告は、広告枠のあるWebサイトやブログ、アプリなどに表示されます。一方、検索広告の表示場所は、検索エンジンの結果画面です。

・広告を表示するターゲットの指定方法
ディスプレイ広告は、ユーザーの属性や興味関心、配信先URLによってターゲットを指定できます。一方、検索広告はユーザーが検索するキーワードによるターゲットの指定が可能です。

・広告クリエイティブ
ディスプレイ広告はテキストとバナー画像の両方が使えますが、検索広告はテキストしか使えません。

GDNで選べる広告配信先

GDNでは、BIGLOBEなどの提携サイトや、Googleアドセンスの広告枠を持つWebサイトを広告配信先として指定できます。また、YouTubeやGmailの画面上や、アプリなどの広告枠にもGDNの広告を配信することが可能です。
出典:Google広告ヘルプ「ディスプレイネットワークキャンペーンのターゲティングについて」

YDN(YDA)で選べる広告配信先

YDN(YDA)では、Yahoo!が提供するYahoo!知恵袋や、ニコニコ動画などのWebサイトを広告配信先として指定できます。また、livedoorNEWSや食べログ、Cookpad、東洋経済ONLINEなどYahoo!と提携しているWebサイトにもYDN(YDA)の広告を配信することが可能です。
出典:Yahoo!広告「広告掲載サイト

GDNとYDN(YDA)で使えるバナーサイズの違い

GDNとYDN(YDA)では、作成したバナー画像をアップロードし、広告として使用できます。ただし、それぞれ使用できる画像のサイズが異なるため注意が必要です。

GDNのほうが対応している種類が多く、正方形のほか、縦長・横長の長方形も使えます。一方、YDN(YDA)は横長の長方形を主体として、細長い横長や縦長が使用可能です。

そのため、GDNは写真やイラスト、文字の向きを画像の縦横比にあわせて変えたデザインが向いています。YDN(YDA)の細長いバナーでは、文字が主体のデザインがおすすめです。

以下では、各媒体でアップロードできる画像の種類とバナーサイズを紹介します。

GDNで使用できるバナーサイズと画像の種類

GDNではGIF、JPG、PNGのいずれかで、150KBまでの画像が使用できます。使用できるバナーサイズは以下の通りです。

  • スクエア(小) 200×200
  • レクタングル(縦長) 240×400
  • スクエア 250×250
  • トリプル ワイドスクリーン 250×360
  • レクタングル 300×250
  • レクタングル(大) 336×280
  • ネットボード 580×400
  • スカイスクレイパー 120×600
  • ワイド スカイスクレイパー 160×600
  • ハーフページ広告 300×600
  • 縦 300×1,050
  • バナー 468×60
  • ビッグバナー 728×90
  • トップバナー 930×180
  • ラージ ビッグバナー 970×90
  • ビルボード 970×250
  • パノラマ 980×120
  • モバイルバナー 300×50
  • モバイルバナー(大) 320×100

出典:Google広告ヘルプ「アップロードされたディスプレイ広告の仕様」

また、アップロードした画像や広告文をもとに自動的に広告が作成される「レスポンシブディスプレイ広告」では、下記のバナーサイズが使用できます。

  • 横長 縦横比1.91:1(600×314以上)
  • スクエア 縦横比1:1(300×300以上)
  • スクエアロゴ 縦横比1:1(128×128以上)
  • 横長ロゴ 縦横比4:1(512×128以上)

スクエアロゴまたは横長ロゴはアップロードを省略して広告を出すことも可能です。

YDN(YDA)で使用できるバナーサイズと画像の種類

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YDN(YDA)ではGIF、JPG、PNGのいずれかで、3MBまでの画像が使用できます。使用できるバナーサイズは以下の通りです。

  • 600×500
  • 300×250
  • 468×60
  • 728×90
  • 160×600
  • 640×200
  • 320×100
  • 640×100
  • 320×50
  • 300×600

出典:Yahoo!広告公式ラーニングポータル「ディスプレイ広告で使用できる画像サイズ」

広告パターンが自動作成されるレスポンシブ広告では、下記のバナーサイズが使用できます。

  • 広告画像 300×300
  • 横長広告画像 1,200×628
  • ロゴ 180×180

出典:Yahoo!広告ヘルプ「レスポンシブ(画像)」

GDNとYDN(YDA)のターゲティング機能における違い

GDNとYDN(YDA)では、広告を表示する対象者を指定するために、複数のターゲティング機能が用意されています。ユーザーの属性や、広告配信先サイトの内容に基づくターゲティングが可能です。

以下では、GDNとYDN(YDA)のターゲティング機能について解説します。

GDNで使用できるターゲティング機能の種類と特徴

GDNでは次のようなターゲティング機能が利用可能です。

  • ユーザー属性
    ユーザーの年齢、性別、世帯年収、子どもの有無などにもとづく設定。
  • 購買意向の強いオーディエンス
    アパレルや家電など、特定ジャンルの商品を購入する見込みが高いユーザー。
  • カスタムインテントオーディエンス
    キーワードとURLにもとづき、特定の商品を探しているユーザーを見つける設定。
  • アフィニティカテゴリ
    ユーザーの興味・関心にもとづく設定。
  • カスタムアフィニティカテゴリ
    キーワードやURL、地域、アプリなどにもとづき、特定の興味・関心を持つユーザーを見つける設定。
  • リマーケティング
    過去に自社のWebサイトにアクセスしたユーザーや、アプリを使用したユーザーに再び広告を出すための設定。
  • 類似ユーザー
    リマーケティングリストに類似したユーザーを見つける設定。
  • トピックターゲット
    特定のトピックについて書かれたWebサイトを広告配信先として指定するための設定。
  • キーワードによるコンテンツターゲット
    特定のキーワードと関連性の高いWebサイトを広告配信先として指定するための設定。
  • 手動プレースメント
    広告配信先のURLを直接指定する設定。
  • 地域、デバイスなど
    ユーザーの所在地や利用デバイスにもとづく設定。

    出典:Google広告ヘルプ「ディスプレイネットワークでのターゲティング」

YDN(YDA)で使用できるターゲティング機能の種類と特徴

YDN(YDA)では次のようなターゲティング機能が利用可能です。

  • 性別、年齢ターゲティング
    ユーザーの性別や年齢にもとづく設定
  • サーチターゲティング
    Yahoo!の検索エンジンで特定のキーワードを検索したユーザーを指定するための設定。
  • インタレストカテゴリー
    ユーザーの興味・関心にもとづく設定。
  • サイトカテゴリーターゲティング
    特定の内容についてかかれたWebサイトを広告配信先として指定するための設定。
  • サイトリターゲティング
    過去に自社のWebサイトにアクセスしたユーザーに再び広告を出すための設定。
  • プレイスメントターゲティング
    広告配信先のURLを直接指定する設定。
  • 地域、デバイスなど
    ユーザーの所在地や利用するデバイスにもとづく設定。
    出典:Yahoo!広告ヘルプ「YDNのターゲティングはどんな種類がありますか?」

GDN・YDN(YDA)を効果的に運用する4つのポイント

GDNやYDN(YDA)を効果的に運用するには、ターゲットや目的の明確化、広告クリエイティブの改善などが重要です。また、リマーケティング機能を活用すれば、ターゲットを細かく指定して広告を表示できます。

GDN・YDN(YDA)を効果的に運用するポイントは以下の4つです。

広告のターゲットと目的を明確にする

GDNやYDN(YDA)を利用する際は、どんな人に広告を表示し、何を訴求するかを明確にすることが重要となります。

広告を出稿する前の準備として、ターゲットとなるユーザーの年齢や性別、何に関心があるかなどを整理しましょう。また、GDNやYDN(YDA)の広告をクリックしたユーザーに対して提供する情報や、どんな行動をとってほしいかを明確にしてください。

【ターゲットと目的の例】

  • 30代の女性で、肌の乾燥が気になっている方に、化粧品の無料サンプルを請求してもらう
  • 労務管理システムの導入を考えている企業の担当者に、PDF資料をダウンロードしてもらう など

広告のターゲットと目的を明確にすれば、GDNやYDN(YDA)の最適な配信先、訴求するべき内容が決まります。

リマーケティング機能を活用する

一般的に、ディスプレイ広告を目にするユーザーは、検索広告を目にするユーザーと比較して購買意欲が低い傾向です。そのため、GDNやYDN(YDA)を運用する際はやみくもに露出を増やすのではなく、見込み度の高いユーザーを絞り込む必要があります。

リマーケティング機能を活用すれば、単にディスプレイ広告を出した場合と比べて、購買意欲の高いユーザーへの広告表示が可能です。また、既存顧客を対象としたリピート購入の促進や、別の商品の宣伝もできます。

バナー画像のデザインを常に改善する

ディスプレイ広告でバナー画像を使用する場合、デザインを改善し続けることが重要です。同じデザインのバナー画像を長期的に使っていると、目新しさがなくなりクリック率の低下につながる場合があります。

バナー画像に使用する写真やイラスト、テキストのサイズ、色などを定期的に見直し、クリック率を高めることがポイントです。

ABテストを実施する

異なる2パターンの施策を行い、結果が良かったほうを残す改善手法はABテストと呼ばれます。GDNやYDN(YDA)の広告運用においても、ABテストの実施が重要です。

広告の配信先やターゲティング設定、リンク先ページの内容などでABテストを行い、広告のパフォーマンスを改善しましょう。また、ABテストは一回だけでなく、条件を変えて繰り返し実施することで、継続的な改善が期待できます。

まとめ GDN・YDN(YDA)の特徴を理解して集客に活かしましょう

ディスプレイ広告のGDN、YDN(YDA)を使えば、インターネット上の幅広いユーザーに広告を出すことが可能です。

検索広告よりも数多くのユーザーを対象に、ターゲティング機能やリマーケティング機能で見込み度の高いアクセスを集められることが、GDNやYDN(YDA)の特徴となっています。

企業のWeb集客を担当している方は、ぜひGDNやYDN(YDA)を運用してみてはいかがでしょうか。

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