コンテンツ制作において、画像は重要な素材です。似たような情報を伝えるコンテンツがインターネット上に複数ある状況で、文章で差別化を図れない部分をカバーする役割が、画像にはあります。具体的には、ユーザーの目を惹きつけたり、記事を理解しやすくしたりすることが挙げられます。
ただ、コンテンツ制作に携わって間もない方などは、画像が必要になったときにどのように手配したらよいのか分からないかもしれません。今回はそんな方に向けて、画像の手配方法や、手配する前に知っておきたいルールなどをご紹介します。

著作権侵害に注意!画像の正しい引用ルール

画像の手配において気をつけなければならないのが、著作権侵害です。何も考えずに無断で他人が作成した画像を自社サイトで利用すると、違法行為となってしまう場合があります。その結果、民事・刑事訴訟に巻き込まれたり、社会的な批判の対象になったりと、企業として大きなダメージを被る可能性も考えられます。

では、他人が作成した画像を絶対に使ってはいけないのかといえば、そうではありません。「引用」であれば、著作権侵害とならずに画像を利用することができます。ただし正しい引用をするためには、「コンテンツの発信に必要不可欠な場合のみおこなう」といった基本ルールを踏まえなければいけません。サイトへのアクセス数アップや、サイトを見やすくするために他人の作成した画像に頼るような行為は、著作権侵害となってしまう可能性があります。

また、分量や内容についてもあくまで自社コンテンツが主であり、引用部分と自社コンテンツの区別が明確である必要もあります。さらに引用部分への修正が加えられていないことや、引用元がはっきり記載されていることなども、上述の基本ルールに加えて押さえなければいけないルールです。このように、引用は簡単に見えて複雑であるため、コンテンツ制作を始めて間もない方には、ハードルが高く感じるかもしれません。次に紹介するようなもう少しシンプルな方法で、画像を手配するのが得策でしょう。

フリーの写真素材サイトで画像を手配する方法|おすすめサイト3選

実は引用以外にも、他人が作成した画像をインターネットで入手し利用する手段があります。それが、写真素材サイトを活用する方法です。写真素材サイトでは、ものによっては数千万点の素材を提供しており、ユーザーはそこから自分が気に入ったものを選んで取得することができます。写真素材サイトは、素材を利用できる範囲が分かりやすく、取得方法もシンプルなので、著作権侵害のリスクや手続きの手間も少なく、画像を手配するベストな方法といえます。

もし、画像の手配に使える予算がないのであれば、フリーの写真素材サイトがおすすめです。気にいった素材が見つかったらすぐに、または簡単な登録のあと、ダウンロードボタンをクリックして取得することができます。参考として、おすすめのフリーの写真素材サイトを、以下3選でご紹介します。

※サイトのご利用に関しては、改めてそれぞれのサイトの最新情報を確認してから、ご自身の責任でおこなっていただくようお願い申し上げます。

PAKUTASO

https://www.pakutaso.com/

PAKUTASOは、登録カメラマンにより撮影された高品質のオリジナル写真を提供しているサイトで、2次配布写真や出典元不明の写真を扱っていないことが特徴です。また、カテゴリの豊富さや、人物の写真が多いことも特筆すべき点といえます。素材の取得に登録は必要なく、気軽に利用できます。

写真AC

https://www.photo-ac.com/

写真ACは、登録型の写真素材サイトで、登録は簡単・無料でおこなえます。素材の検索フォームでは、タイトルやクリエイター名、カテゴリなどで絞り込みができ、欲しい素材の条件が決まっている場合に便利です。無料会員以外にプレミアム会員もあり、素材ダウンロードの待ち時間が削減されたり、1日のダウンロード数に制限がなかったりと、いろいろな特典がつきます。

Pixabay

https://pixabay.com/ja/

Pixabayは、日本語も含め多言語展開されている写真素材サイトです。トップページは検索フォームと素材例がメインのシンプルなつくりで、その素材例をみれば取得できる写真の雰囲気を確認することができます。提供されている素材にはイラストも多くあり、検索フォームでは「イラスト」での絞り込みも可能です。

有料だけど高品質な写真素材を購入する方法|おすすめサイト3選

テキストがメインのコンテンツであれば、基本的に無料の写真素材サイトで事足りる場合も多いでしょう。一方、コンテンツの見栄えにこだわっていて、より幅広い選択肢から高品質な素材を厳選したいときや、日常的に多くの素材を利用する場合などは、有料の写真素材サイトを検討するのもひとつの方法です。

有料と聞くと、ややこしい契約などが必要に思えるかもしれませんが、実際にはそうとも限りません。サイトによっては素材単位の購入が可能で、気に入った素材が見つかったら、支払い方法を決めてダウンロードするだけといった、無料の場合とさほど変わらないシンプルな使い方ができる場合もあります。

以下、有料の写真素材サイトを3選でご紹介します。画像手配のさらなる選択肢として、参考にしてみてください。

※サイトのご利用に関しては、改めてそれぞれのサイトの最新情報を確認してから、ご自身の責任でおこなっていただくようお願い申し上げます。

PIXTA

https://pixta.jp/

PIXTAは、写真のほか、イラスト、動画、音楽素材を提供しているサイトです。素材の中には無料のものもありますが、基本的には有料で、必要な分だけ単品購入するか、または定額プランの契約をして複数の素材を取得します。さらにプリペイド制度もあり、事前にプリペイドを購入しておけば、素材を単品で取得する場合に、毎回支払い手続きをする手間を省くことができます。

Shutterstock

https://www.shutterstock.com/ja/

Shutterstockは、素材数が非常に多いことが特徴のサイトです。写真のほか、ベクター画像、イラスト、アイコンなどの取得も可能です。素材の検索フォームには、文字の代わりに画像を使って絞り込みができる機能もついています。プランとしては、個人向けプランのほか、チームで素材の共有ができるプランや、大規模組織向けで、専属のアカウント担当者などがつくプランも用意されています。

Fotolia(Adobe Stock)

https://jp.fotolia.com/

Fotolia(Adobe Stock)は、Adobe社による素材サイトで、元々Fotoliaというサイトがあり、それがAdobe社の傘下に入って現在の形となりました。Adobe Creative Cloudのアプリを利用していれば、そこから直接素材を利用することが可能です。料金プランは、クレジットパックとサブスクリプションから選べるようになっており、サブスクリプションではプランの期間と金額によって、1素材あたりの金額が高くなったり、安くなったりします。

今回は、コンテンツ制作における画像の利用ルールや、手配の方法などについてご紹介しました。他人の作成した画像は、無断利用はもちろん、間違った形での引用もしてはいけません。万が一のトラブルが不安であれば、利用範囲や方法などが明記された写真素材サイトを活用するのが、リスクの少ないベストな手段といえるでしょう。

ただし写真素材サイトには、今回ご紹介したサイトを含め、無料と有料を合わせると多くの選択肢があり、また素材の種類も様々です。個別案件の予算や、画像が必要になる頻度、また求められているコンテンツのクオリティなどをしっかりと検討したうえで、無料サイトか有料サイトか、またどのような素材を取得するのかを決めるのがポイントです。