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MFI(モバイルファーストインデックス)とは?移行時のポイントを解説【2020年完全移行】

近年、PC環境ではなくモバイル環境でインターネットを利用する方々が急増中です。
総務省が発表した「平成30年通信利用動向調査」によると、各世帯のスマートフォン所持率は8割を超え、インターネットもパソコン48.2%、スマートフォン59.5%とモバイル環境での利用が主流となっています。
このようなモバイル端末の隆盛を受け、Googleは2018年以降「MFI(モバイルファーストインデックス)」というWebページの評価基準を導入しました。2020年にはすべてのページ評価をMFIへ完全移行するとも発表されています。
今回は、今やSEO施策やWebサイト運用を考える上で大前提となったMFIについて解説していきます。

MFI(モバイルファーストインデックス)とは?まずは基本を整理

MFI(モバイルファーストインデックス)とは、Googleが行うWebページのインデックス評価の基準がPCサイトからモバイルサイトに移行することを指します。
従来はPCサイトを基準としてWebページがインデックスされていましたが、2018年3月以降からは段階的にモバイル向けページが優先的に評価されるようになっています。
もともとモバイル環境を想定したWebページはインデックス評価の対象外でしたが、世界的なスマートフォン普及の流れを受け、ユーザビリティ向上のために仕様が変更されたのです。

まずモバイル環境に適応したWebページがGoogleのデータベースにインデキシングされ、検索順位が決定されます。PC環境では、モバイル環境での評価を基準として検索結果が表示されます。
2020年3月には、Google公式のウェブマスター向けブログにて「2020年9月を機に、全てのWebサイトでMFIへ完全移行する」とも発表されています。
SEOやWebサイト運用を考える上で、もはやMFIへの切り替えは大前提であるといえるでしょう。

MFIにデメリットが無いか不安を抱く方もいるかもしれませんが、インデックスの高速化やPCユーザー以外の流入獲得などが見込まれ、むしろ適用に向けて動かないこと自体がデメリットといってもいい状況です。
ただし、闇雲にWebサイトをMFIへ移行することで、インデックスエラーやユーザビリティの低下といったトラブルが発生することもあります。次の段落で、注意点や具体的なポイントを解説します。

MFIへ移行するためにやるべきことは?ポイントや注意点を解説

MFIに移行する際問題となるのは、主に
「メタデータの差異」
「コンテンツの差異」
「インデックス時のエラー」
「レイアウトのエラー」

といった要素です。

すでに多くのWebサイトがMFIへの移行を推し進めていますが、まだ対応できていない方も多いことでしょう。2020年9月の完全移行を前に、できる限り早くMFIへの切り替えを進めるべきです。
とはいえ、実際にどうやって自社のWebサイトをMFIへ移行させればよいか分からないという方も多いはずです。そこで、続いてはGoogleの検索デベロッパーガイドを参考にMFI移行のポイントを解説します。

ポイント1:構造化データなどのメタデータを同一化する

自社サイトに構造化データ(HTMLで記述された情報を検索エンジンへ伝達するためのマークアップ)が存在する場合は、モバイル・PC共通で適用されている必要があります。
従来はPC環境にて記述されていればモバイル環境でも適用されていましたが、今後MFIに完全移行することを考えると、モバイル環境用にも用意する必要があります。
構造化データの実装には、検索結果のリッチリザルト化(検索結果の表示方法をクエリの種別によって変化させる)や、コンテンツが認識されやすくなるなど様々なメリットがあるので、できるだけ優先して取り組みましょう。
Googleが構造化データのテストツールを公開しています。こちらを利用してチェックするとよいでしょう。

ポイント2:サイト内のコンテンツを同一化する

メタデータや構造化データだけでなく、Webサイト内のコンテンツも環境による差異がないよう整える必要があります。
「PC環境とモバイル環境で、コンテンツ内容が大きく異なる」
「どちらか一方の環境にしか存在しないコンテンツがある」
といった状況は、MFIにおいてマイナス評価となる可能性がきわめて高いため、PCとモバイルそれぞれの表示を比較し、差分の有無をチェックしましょう。

ポイント3:インデックス時のエラーを未然に防ぐ

Webサイトによっては、PC環境を主体としてモバイル環境をnoindexとしている場合があるでしょう。MFIへ移行する際、モバイル環境がnoindexとなっていると検索エンジンへのインデックスが防がれてしまい、大きな損失が発生します。
ほかにも、さまざまな意図からPC環境・モバイル環境で別々のrobots.txtを利用していることがあるかと思いますが、これらはクローラの働きを阻害する原因となります。なるべく同じ robots.txtを利用してください。
リダイレクトの設定や表示するコンテンツの設定などによってもエラーが発生する場合があるのでご注意ください。

ポイント4:PC/モバイルでのデザイン変化に注意!

モバイル向けに制作していないWebサイトでよくあるのが、モバイル環境で閲覧すると著しく表示が崩れる・レスポンシブ化されていないため閲覧しにくいといった事例です。
動画や画像など、視覚的なコンテンツのステータスを確認し、モバイル環境にあわせて調整してください。レスポンシブデザインでない場合は、MFIを念頭に置きWebサイトの改修を実施しましょう。
Googleの検索デベロッパーガイドでは、以下のポイントが重要であると説明されています。

・高画質の画像を用意する
・altタグで画像の代替テキストを用意する
・PC環境とモバイル環境で異なる画像URLを使用しない
・サポートされているファイル形式を用いる
 画像…JPEG・PNG・GIF・BMP・WebP・SVG
 動画….3gp・avi・divx・mov・mp4・mpeg・mpg・wmv など
・ディスプレイ広告などの配置を見直す

MFIへの移行状況を確認する方法

MFIへの移行状況は、Google Search Console(以下サーチコンソール)で確認できます。
サーチコンソールの設定から、インデックスクローラを確認してください。

サーチコンソール 設定

赤枠部が「スマートフォン用Googlebot」と表示されていれば、MFIへ移行されています。切替日の確認も可能です。
なお、インデックスクローラがスマートフォン用となっていても、パソコン用クローラは変わらず動作しています。モバイル環境を想定したクローリングが主となったに過ぎないので、たとえPCユーザー主体のWebサイトでも問題はありません。

MFIを考える上で重要なのは「同一化」

今回はMFIについて、基本的な事柄や移行時のポイント、移行状況を確認する方法などを踏まえ解説しました。
MFIを考える上で重要なのは、それまで分けて考えていたモバイル環境とPC環境を同一化していくことです。
地道な作業を要することもありますが、環境の違いによる差分を極力取り除いていくことがこれからの時代では必須となります。

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