作ったコンテンツをサイトやブログにアップした後、どうしていますか?せっかく作ったコンテンツを一度しか使わないのはとてももったいないと思いませんか。
そこで、SNSの企業アカウントにコンテンツのURLを投稿したり、メルマガ配信、動画やポッドキャスト、ホワイトペーパーなどに再利用・再活用しましょう。ホームページ、ブログ、SNS、メールなど様々な場所から発信すると、コンテンツを見つけてもらえる可能性が上がります。

同じ内容を何度も発信するなんて抵抗が…という方もいるかもしれません。実は、すべてのコンテンツを見てくれている人はそれほど多くなく、思ったほど読んでもらえていません。もし、隅々まで見ている人が他のツールを通じて閲覧できた場合、有効に感じるかもしれないのです。今回は、コンテンツをどのように再利用・再活用するのかを紹介します。
自社サイト・自社ブログへ転用
まずは、ブログにアップした内容の一部をサイトに載せたり、サイトで紹介している内容の一部を切り取ったり、内容を追加してブログに掲載するなど、使い回しましょう。
伝え方や見せ方が変わると、見てくれる人が増える可能性があります。
メルマガ配信
既存顧客や、資料請求してくれた見込み客へ定期的にメルマガ配信する際のネタとして使いましょう。より詳しく伝わりやすく編集してから、メルマガ配信するのも良いでしょう。
メルマガ購読者は、メールアドレスをわざわざ登録してくれているため、自社サイトやブログでは読めないような、何らかの価値ある情報を付加することが望ましいです。
ステップメール配信
ステップメールは、ユーザーに登録してもらったときにあらかじめ用意しておいたメールが順番に届く仕組みのことです。
例えば、5通分のメール文面を用意しておき、ユーザー一人一人が順番に登録した翌日、3日後、7日後、14日後、30日後に届くようにスケジューリングできます。こちらの意図した順番で情報を届けられるのがステップメールのメリットです。
サイトやブログでは、どの記事から読むかはユーザー次第のため、読み進める順番を載せておいたとしても、途中で読み飛ばされてしまう可能性が高いです。一気に届けるのではなく、少しずつ情報を届けられるという点もメリットです。ほとんどの人が多くの情報を読まない傾向があるので、少しずつ情報を届けることで伝わりやすくなる可能性があります。また、接触回数が多いと、親近感を持ってもらえます。
ブログなどで書き溜めたコンテンツを編集して、ステップメールにしてみてはいかがでしょうか。
ポッドキャスト、YouTube動画へ転用
毎日車で通勤する人は、運転中に文字を読むことができないので、音声ファイルになっていると再生できて便利です。
動画は文字と比べて、閲覧に時間がかかるため不便に感じる人もいる一方で、商品の使い方や活用方法がよりわかりやすいと感じる人もいます。
YouTubeで企業チャネルを開設し、接点を増やすのも良いでしょう。
インフォグラフィックにする
インフォグラフィックとは、1つの画像内にデータや要点をまとめたものです。
わかりやすく伝えることで、TwitterやFacebookなどSNSで拡散してもらうのが主な目的となります。SNSが当たり前になった昨今、インフォグラフィックに新しい発見や面白さがあるとすぐにシェアされます。 世界各国のインフォグラフィックを見ると、たとえその国の言語がわからなくても、伝わることに驚かされます。
参照:読みたくなるインフォグラフィックとは?視覚で伝える・伝わる! (cakutama.com)
プレゼンテーション、電子書籍、ホワイトペーパーを作成
蓄積したノウハウやデータなどブログにまとめたものを統合して資料を作成します。
プレゼンテーションはセミナーや講演で使うためのものをイメージされる方が多いと思いますが、説明用のコンテンツとしてもとても便利です。
電子書籍・ホワイトペーパーは体裁を整えてPDFなどの形式にして配布します。情報量がとても多くなった場合、ブログやサイトの記事としては長すぎるため、まとめて情報を伝えたい際に便利です。
Slideshareというサイトでは、簡単に資料をアップロードできます。
参照:ホワイトペーパーとは?作り方とリード獲得方法【BtoB企業のコンテンツマーケティングで有効】 (cakutama.com)
小冊子を作成
サイトやブログなどに蓄積されたコンテンツを整理・統合して、小冊子の読み物として印刷して、郵送するのもおすすめです。
無料で参考になる小冊子をもらえるという形にして、B2Bでのリード獲得のきっかけとして使いましょう。
印刷や郵送に対応するのが手間という場合は、サイトの問い合わせフォームに入力してもらうと、PDFファイルを自動で送るという設定も良いでしょう。
一度きりの投稿では、ほぼ伝わっていないと知ろう
一度きりの投稿では、ほぼ伝わっていないことを認識しましょう。
同じコンテンツや似たコンテンツを何度も自社の運営する媒体に投稿するのに抵抗感のある方もいるかもしれませんが、伝わらないよりかは2回・3回と見てもらうほうが効果的です。
また、届け方によっては、リーチできる人が変わる場合もあります。
たった1回投稿するだけでは見てもらえずに終わる可能性が高いため、自社のキラーコンテンツは内容や伝え方を変更しながら、何度でもコンテンツを再活用することをおすすめします。
投稿するネタが無く、ブログやソーシャルメディアの更新が止まってしまいがちという方も多いのではないでしょうか。以前に投稿した内容をブラッシュアップして再び投稿することは、全く更新しない状態よりもはるかに良いことです。