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フリマ・買取販売のリサイクル業界でWebマーケティング集客とは

リサイクルは、環境に優しい取り組みとしてすっかり一般的になりました。まだ使えるものを繰り返し使うことを「リユース」と言います。「リユースショップ」とは、中古品を取り扱う店舗のことです。「リサイクルショップ」とも呼ばれます。

今後は、国内企業の海外生産の拡大と世界での廃棄物量の増加を踏まえると、リサイクル分野において海外需要の獲得が重要です。

今回はリサイクル業界のWebマーケティング集客や現状について紹介します。

リサイクル業界の現状

日本は高度経済成長以降、大量生産・大量消費の慣習が根付き、多くのごみを排出してきました。ごみそのものが環境に大きな負担となっているため、排出と処分の問題を解決すべく3Rの取り組みが始まりました。3Rとはリデュース(減らす)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)のことです。

取り組みの結果、ごみ総排出量は4,289万トン(東京ドーム約115杯分)、1人1日当たりのごみ排出量は920グラムであり、ごみ総排出量・1人1日当たりのごみ排出量ともに減少しています。最終処分量は前年比3.0%減少し、リサイクル率は横ばいです。

環境省_一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成29年度)について (env.go.jp)

株式会社NOVASTOのアンケート調査によると、コロナ影響により、「店頭での販売・買取は不調だが、ネット上での宅配買取やEC販売は伸びた企業もいた」との結果です。今後は非対面取引の強化の重要性と店舗のデジタルシフトが求められるでしょう。

参考:9割の事業者にマイナスの影響!リユース・質業界における新型コロナウィルスの影響に関する調査結果|株式会社NOVASTOのプレスリリース (prtimes.jp)

環境省が2018年にリユース市場全体、販売形態・販売経路ごとの市場規模の動向を独自推計した結果によると、リユース市場規模は 17,743 億円(前年比 +7%)、うちC to C の市場規模は 5,093 億円(前年比 +26%)、ネット販売(B to C および C to C)の市場規模は 7,955 億円(前年比 +22%)と拡大傾向になっています。

参考:環境省 リユース市場規模調査

コメ兵やセカンドストリート、トレジャーファクトリー、ブックオフなどの大手の買取、リユース企業が牽引しています。また、取扱商品は、自動車部品、中古ゴルフグッズ、釣り具、本、着物、日用品など様々あり、郊外大型店だけでなく駅前立地など多様なチャネルで店舗展開をしています。

市場規模が拡大した品目について、例えばベビー・子供用品は、女性の社会進出や共稼ぎ世帯の増加等が背景にあること、家電製品は小売店により下取り、リユース市場への流通が促進されていること、ゲーム機器は新品市場の拡大に伴い、リユース品の市場も拡大している可能性が指摘されています。

業界を牽引するフリマアプリやネットオークション

売りに出すために費用が発生する場合、売りに出す意欲が阻害されますが、手軽に出品できるフリマアプリなどインターネットで取引費用が下がることにより、出品するインセンティブが生まれます。最近では、リサイクルショップへ持ち込みよりも、フリマアプリの利用が増えています。

国内において、フリマアプリ1位のメルカリが「2020年度フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」を調査した結果、フリマアプリ利用を始めた方の意識変化TOP3として、1位「節約意識が高まった」、2位「身の回りの売れそうなモノを探すようになった」、3位「リサイクルを意識するようになった」が上げられました。

フリマアプリ利用を始めた方の79.9%が「利用を継続したい」という結果になっており、節約志向・断捨離の流行に伴い、今後もフリマアプリの利用者が拡大するでしょう。

また、フリマアプリよりも、ヤフオク!やモバオクなどオークションサイトのほうが専門性の高い商品や高額な商品が売れる傾向にあります。

消費者の意識変化

近年、消費が多様化し、消費者にとって中古商品への抵抗感が低下していることやリサイクルショップがチェーン店化して利用しやすくなっていること、インターネットショッピングの普及により、さらにリサイクルショップを利用しやすくなっていることによって、消費者の意識に変化が起きています。

現在、多くの企業が、国連が設定したSDGs(持続可能な開発目標)へ取り組んでいます。消費者だけでなく、企業のリサイクル意識が高まっていることに加えて、ごみ減量やリサイクルを推進するなど環境に配慮した事業活動を行うことは企業のイメージアップにつながります。消費者は、コモディティ化された多くの商品の中から選んでくれることでしょう。

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リサイクル分野の海外展開

人口減少の日本に対してアジアやアフリカなどの国々は、今後の発展に伴い、人口が増加していくと予想されています。そのため日本のリサイクル業を行う企業は、国内だけでなく、海外展開を検討する企業が増えています。廃棄物処理・資源有効利用分野は、2050年にかけて一定の割合で成長し、2014年(46 兆円)の約1.4 倍となる 65 兆円にまで拡大すると推計しています。「リフォーム・リペア」の占める割合が大きく、「資源有効利用製品」や「リサイクル素材」が海外展開の成長をけん引しています。

参考:経産省 海外展開戦略(リサイクル)

リサイクル業界のデジタル化

IoTに代表される革新的技術の導入は、人材不足の解消につながり、競合他社との差別化のためのツールとなるでしょう。

最近では、AI搭載の機械が自ら学びながら廃棄物を選別したり、ロボットが過酷な現場で作業したり、IoTによるモニタリングシステムを導入した高機能リサイクルプラントの省人化、処理作業の自動化や遠隔制御、自律運転、プラント処理の映像監視などの取り組みが進んでいます。

また、買取・出品・管理・発送・分析が可能なクラウド型POSシステムの導入を検討するのも良いでしょう。顧客管理の一元化はもちろんのこと、店舗スタッフの業務効率化につながります。

買取のキャッシュレス化

2019年11月に、ブックオフコーポレーションが全国125店舗で買取キャッシュレス化をスタートしました(2020年8月には664店舗に拡大)。「LINE Pay」など様々な電子マネーやBOOKOFF買取ポイントで受け取ることが可能です。

参考:キャッシュレス買取 | BOOKOFFの買取は店内で待たなくていい!

買取キャッシュレス化は、お客様の査定待ち時間の解消やクレーム対応の解消に加えて、電子マネーユーザーへの買取の促進につながります。

また、メルカリではメルペイで、楽天のラクマでは楽天ペイ、PayPayフリマでもPayPayで、消費者は販売による売上金をキャッシュレスで受け取ることが可能です。企業にとっても買取時に現金が流出しない点はメリットが大きく、今後もキャッシュレス決済の普及が進むと予想されるため、さらにキャッシュレス買取へのニーズは増えることでしょう。

ソーシャルメディア(SNS)の運用

「セカンドストリート」を運営するゲオネットワークスでは、SNSの中でも、TwitterをZ世代との重要な接点として活用しています。Twitterの利用シーンを想定した、見て楽しめる・役に立つ動画を用意しフィードに馴染んだコンテンツ型動画広告を作成し、新規顧客へアプローチしています。

参考:セカンドストリートー2ndSTREETーさん (@2ndSTREETjp) / Twitter

手軽に始められるSNSマーケティングから始めましょう。「トレファク(トレジャーファクトリー)」の公式店舗アカウントでは、「総合リユースショップならではの一点物のお買物をお楽しみいただいた際は、ハッシュタグ「#トレファクでみつけた」を付けてツイートを。」と、消費者の購入経験をSNS上で共有してもらうことで、店舗と消費者をダイレクトにつなげています。また、消費者が口コミやリツイートを投稿することによって生まれる、第三者目線による宣伝効果にも期待が持てます。

参照:SNSマーケティングとは?具体的な5つの方法を紹介 (cakutama.com)

リサイクル業界のWebマーケティング集客

Webマーケティングで集客する場合には、

  • SEO最適化
  • MEO最適化
  • ブログやSNS運用・SNS広告
  • LINEビジネスアカウントを活用した買取客獲得
  • ポータルサイト・一括査定サイトによる買取客集客
  • ポジショニングメディアによるWeb集客・ブランディング

などの方法があります。

また、リスティング広告やディスプレイ広告は、競合他社が多く、様々な価格帯の商品が存在するため、獲得単価に合わせた広告運用が重要です。

リサイクル企業のコンテンツマーケティングの取り組み

商品の入れ替わりが激しいため、「新入荷商品のお知らせ!」や「商品別の買取価格相場」など、リサイクルショップに行こうか、フリマアプリに出品しようかと考えている方の背中をそっと一押してあげるような記事を書くことが大切です。

「どんな商品がどんな人に売れるのか」、「高く売るためにはどう表現したらいいのか」という経験値は、リユース企業やリサイクルショップが提供できる価値です。リユース品の売り方などのコンテンツを執筆して、フリマアプリやリサイクルショップを利用している人やこれから使おうとしている人に読んでもらい、集客しましょう。

リサイクル業界コンテンツの注意点

リユース業を営む上で、「古物営業法」「特定商取引法」「消費者契約法」や、「廃棄物処理法」と「家電リサイクル法」および「小型家電リサイクル法」などは深い関わりのある法律です。関わる関係法令を遵守し、適正なリユース業を行いましょう。

法律に関するコンテンツを作成する場合は、法律に詳しい監修者を入れることも考えましょう。

参照:監修の意味や使い方、参考文献の監修者、本の監修、料理の監修とは? (cakutama.com)

リサイクル業界のUX向上のために

「もったいない」という消費者意識の変化により、中古品を使うことの便益が上がっています。また、withコロナ時代において、消費者のUX向上とリアル店舗スタッフの作業効率化のために、リアル店舗を持つリユース企業のデジタルシフトは急務です。将来の見通しが不透明な不況時に、身近な不用品をお金に換えられるリユース・リサイクルショップの社会的意義は非常に大きいでしょう。

Webマーケティングに取り組むことで、競合他社との差別化をしていきましょう。Webマーケティングの施策についてお困りの際は、ぜひサイトエンジンへご相談ください。

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