コンテンツ制作ブログ

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SEO経験有のコンテンツディレクター・編集者の採用試験と面接質問例

2020年5月29日

SEO中でも、主にコンテンツ制作の企画や構成案の作成を担当するディレクターや編集者を採用するときの質問です。いずれも明確な正解がない質問で、応募者のスキルや経験を知ることを目的としています。

SEOについての技術的な内容をそれほど理解していなくても、ユーザーと検索エンジンの両方にとって良いコンテンツを作ることは可能です。逆に、間違ったSEOの知識がついていることで、変な構成案ができてしまう可能性もあります。

参考にして皆さんの会社の採用、もしくはあなたの転職活動に活かしてください。

質問例

調査や企画についての質問

  • キーワードを調査する方法を教えてください
  • コンテンツを企画する方法を書いてください
  • リストにしたキーワードをいつもどう優先順位付けしていますか。考え方や方法を書いてください
  • 記事構成案作成や執筆に移る前にまず何をしますか?

SEOの知識についての質問

  • サジェストや共起語とは何かを説明してください。どう活用していますか
  • コンテンツの網羅性を上げるためにどのような取り組みをしたことがありますか
  • 更新ペース、記事数はどのように決めますか
  • コンテンツの文字数はどうやって決めますか
  • あなたが過去にSEOのために書いた記事のURLを最大3つまで貼り、それぞれの狙いや結果などを説明してください
  • すでにあるコンテンツを改善して成果を出すときに、どう対象のコンテンツを選び、どのように変更しますか
  • コンテンツをSEOに適したものにするために何をしますか
  • SEOを意識したコンテンツを作るときに、やらないほうがよい注意事項はなんですか

周辺知識、視野を教えてもらう質問

  • 予算や時間の制限なく最高のコンテンツを作るとしたらどう作りますか
  • コンテンツを拡散させるために取り組んだことがある手法と、その結果について教えてください
  • ソーシャルメディアの運用をしたことがありますか。詳しく教えてください。

組織での取り組み経験を聞く質問

  • ライターに依頼するときにどんな情報を伝えるべきですか。できるだけ詳しく教えてください
  • 過去にどんなチームでコンテンツを制作していましたか、そのなかでのあなたの役割を教えてください
  • 前職ではどれくらいのペースでコンテンツを公開していましたか。業務フローもあわせて教えてください。
  • 前職でコンテンツ制作に外注は使っていましたか。使っているとしたら、どの部分を任せていましたか。任せるときに注意していたこともあわせて教えてください。

質問で何をチェックするか

それぞれのライター・記者が1日で何記事も書くニュースサイトのような更新性の高いメディアもあれば、渾身の力を込めたコンテンツを月1回だけ公開する企業サイトもあります。

すべての記事で必ず取材するメディアもあれば、まったくしないメディアもあります。

チームがあって定期的に編集会議をしながら執筆を進めているメディアもあれば、1人だけで外部のライターや校正者に依頼してハンドリングしているメディアもあります。

これらの違いは特に優劣はなく、あなたが達成したい目的によって、どんな経験やスキルを持つ人が適しているかが決まります。

毛塚 智彦

この記事を書いた人

毛塚 智彦

2006年からデジタルマーケティングを開始し、2008年にサイトエンジンを創業しました。 SEO、コンテンツマーケティングが得意です。立ち上げた直後のメディアから、数千万PVあるようなポータルサイト・ECサイトまで、幅広く関与してきました。 業務ではマニュアル作成などの仕組みづくり、事業立ち上げ、採用などを担当しています。 Twitter

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