文章構成の型(テンプレート)から読まれる記事の書き方に近づける

文章構成の型(テンプレート)から読まれる記事の書き方に近づける

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Webサイトの記事は「ユーザーの疑問に答える」ことが目的です。忙しい時間の片手間などで読まれることが多いため、簡潔に結論を含めた概要を伝え、続きを読みたくなる構成にする必要があります。

「文章」は正解が特にない、品質が分かりにくいものです。そのため、まずは身に付けることで良い記事品質に近づく「文章の型」を覚えてみてはいかがでしょうか。文章の型を参考にしつつ、自分の中で独自の書き方をテンプレート化していくことで、書くときに迷う時間を減らせます。さらにわかりやすくて読まれる文章に近づけることができます。

この記事では、いくつかテンプレートとして使える文章の型と例文を紹介します。

クオリティの高い記事を作成するためには、自らが書いた記事を読み直したときにその良し悪しを判断する判断力も必要です。型を知っておくことで、書いた記事の流れや構成の改善案などが思い浮かびやすくなります。ほかの人の書いた記事をチェックする編集者としての役割を担う人にもおすすめの内容です。

PREP法

  1. 結論(Point)
  2. 理由(Reason)
  3. 具体例(Example)
  4. 結論と要点(Point)

この順で解説していくことで説得力のある文章が書けると言われています。ユーザーにも伝わりやすく、書く側としてもまとまりのある文章に仕上げることができます。

また、Webサイトでは、最初の部分を少し見て、全文を読むか読まないかを決める人が多いため、結論から入ることで読み進めてもらいやすくなる効果があります。冒頭の部分で、「探している情報が無さそうなページだな」と思われてしまえば、すぐに離脱されてしまいます。

見出しごとにこの流れを意識して書くことで、どの部分から読んでも疑問に答えるコンテンツになります。

PREP法の例文:
1 Webサイト向けの記事を書くときにはPREP法がおすすめです。

2 なぜなら端的な文章になってわかりやすくなりますし、結論を繰り返すことで記憶に残りやすくなり説得力が上がるためです。

3 実際に多くのサイトでPREP法が使われています。たとえばA社、B社、C社のサイトなどにある多くのページはPREP法で書かれています。

4 わかりやすく説得力のある記事をかくために、PREP法を使ってみてはいかがでしょうか。

SDS法

  1. 概要(Summary)
  2. 詳細(Detail)
  3. まとめ(Summary)

ニュースのイメージです。概要、詳細、まとめの順番でまとめます。概要のところで結論を伝えます。

SDS法の例文:
1 昨夜10時ごろ、都内のマンションで火災がありました。

2 火災があったのは、江東区の10建てマンションの7階部分の一室で、出火当時住人は外出していて不在でした。窓から煙が出ているのを通行人が気づいて119番通報したということです。

3 火は一時間程度で消し止められました。けが人はおらず、出火原因について現在消防が調べています。

DESC法

  1. Describe(描写する)=事実を描写する
  2. Explain/Express(説明する/表現する)=それについて自分の見解を説明する
  3. Specify(提案する)=相手にしてもらいたいことを提案する
  4. Choose(選択する)=提案を実行したときとしなかったときを比べる、もしくは両方の結果を伝える

主張や営業提案など、口頭で主に使われる方法です。

DESC法の例文:
1 申し訳ございませんが、弊社の対応キャパシティの都合でお送りいただいた仕様の通りにご希望の納期で対応することは難しいです。

2 ぜひお取り組みさせていただきたいので、ご要望にお応えできる代案を考えました。

3 一部の工程を外部パートナーに委託する形で対応させていただくのはいかがでしょうか?工程AとBを外出しすることで納期を短縮できます。

4 外部パートナーへの委託を許可していただける場合にはご要望の納期通りに、難しい場合には、●月●日までお時間いただければ対応できます。ご検討下さい。

PASONAの法則

  1. Problem(問題)=問題提起する
  2. Agitation(扇動)=煽る・それについてもっと知りたいのではないかと疑問を投げかける
  3. Solution(解決策)=こんな方法があると解決策を打ち出す(商品紹介などもここ。)
  4. Narrow down(絞込)=緊急性や特別製をアピールして選択を促す
  5. Action(行動)=行動を起こすよう呼びかける

見出し・構成案を作成する際に使えます。特にランディングページのストーリー構成を決めるときに使われます。

PASONAの法則の例文:
1 文章がうまく書けないと悩んでいませんか?

2 いざ書こうとしても何から書いていいかかわからず、書いては消しを繰り返したり、延々とリサーチに時間を費やしてしまうといったこともあるでしょう。結果、好きだと思っていた書くことが嫌になってしまうこともあるかもしれません。

3 記事を楽しく正確に、また速度をもって書き上げるためには「PREP法」を取り入れてみるのがおすすめです。PREP法は、さまざまなコンテンツでもよく紹介されています。実際に取り入れてみた初心者ライターさんの多くが「早く知りたかった」と回答しているほど、文章力の向上に役立つのがPREP法なのです。

4 PREP法について詳しく理解したいなら、セミナーを受講してみるのもおすすめです。6/30日までなら無料で受講いただけますので、なかなかうまく書けないとお悩みの方はぜひ受講してみてください。

5 無料セミナーは100名様のみの受付となります。先着順とさせていただきますのでお早目にご応募ください。

なぜ起承転結は採用されにくいのか

この記事を読んで、「よく聞く”起承転結”でいいのでは?」と感じた方がいらっしゃるかもしれません。端的に結論を伝えることを目的としているWebライティングでは、結論までが長くなるので向きません。もちろん状況によっては使うことがありますので、必ず避けるべき方法というわけではありません。

  • 起=物事の背景、最初に伝えておきたい情報
  • 承=話の導入部分、「転」につながる直前の様子
  • 転=話のメイン、何が起きたのか
  • 結=話の結論

数をこなして自分にあった書き方を見つけましょう

いくつかの文章構成の型を紹介しました。これを参考にして、記事を書いてみて、成果につながりやすい書き方を探してください。

あなたが運営しているWebサイトの目的やテーマによって適した書き方は変わります。たくさんの記事を読んでもらうことが目的のニュースサイトではSDS法、広告経由でアクセスを集めて購入してもらうことが目的のWebサイトではPASONAの法則を使うなど、使い分けをします。

継続的に記事を書いていき、直帰率、滞在時間、成約率(CVR)などの数値を見ながら、自分にあった書き方を探していきましょう。ここに書かれた型をそのまま使うだけではなく、組み合わせたり応用したりして、自分だけの型を作ってみてはいかがでしょうか。

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