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運輸業界のマーケティングとは

運輸業にはタクシー業、代行業、運送業など、多くの業態があります。日本経済と豊かな生活を支えてくれている、物流の基幹を担うトラック輸送の現状とマーケティングについて紹介します。

運輸業界の現状ーICT化へ

現在、物流業界の市場規模は増加傾向にあります。矢野経済研究所が2019年7月に発表した「物流17業種総市場を対象にした市場規模推移」によると、2019年度の市場規模予測は23兆5,410億円(前年度比4.1%増)。2020年度の市場規模予測は24兆80億円(前年度比2.0%増)と順調に推移しています。

物流業界の市場規模が拡大している背景は、医薬品・医療機器分野、チェーンストアにおける低温食品市場の拡大、2021年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けたインフラ・建築需要向けの物流が堅調に推移していることが挙げられます。また、コロナ影響を受けて外出自粛によるオンライン上のネットショッピングが活発なため、BtoCが好調となっており、市場規模が拡大している要因となっています。

しかし、市場規模が順調に拡大している一方、恒常的な人材不足の課題があり、特にドライバー不足や高齢化により、ドライバーの負担増大は大きな問題となっています。

人材不足を解決する

トラックの自動運転やドローンによるラストワンマイル、AIによる運行シフト最適化の他、モノを運ぶという物理的な作業の裏で、在庫管理や貨物追跡、倉庫の無人化など、ICTによるデジタル変革が確実に進み、人材不足を解決しようとしています。

ファーストリテイリングは、生産段階で商品にRFIDを付け、生産から物流、販売までを一貫して管理して倉庫を全自動化しています。

参考:ar2019.pdf (fastretailing.com)

経済産業省及び国土交通省は、トラックの無人隊列走行が実現することを目指しています。

参考:報道発表資料:高速道路における後続車無人システム(後続車有人状態)を用いた トラックの隊列走行の公道実証を開始します – 国土交通省 (mlit.go.jp)

積載効率化・輸送最適化を進める

2社以上が連携し、輸送や保管などの物流業務を行える倉庫システムを構築したり、サプライチェーンをスマートにする「コネクテッドサイト」によって拠点内の備品資産の追跡、従業員の安全性向上、設備の信頼性向上、業務効率化を可能にしています。「コネクテッドモビリティ」では、移動中の荷物を追跡して信頼性の高い物流と安全な輸送を実現しています。

AI活用で無人宅配・不在予測する

個人向け配送における「不在配送件数」は全宅配件数のおよそ2割で、走行距離の25%は再配送のために費やされています。これは年間9万人の労働力に相当し、約1.8億時間が1年間の不在配送に費やされています。

参考:国土交通省「宅配の再配達の発生による社会的損失の試算について

「不在配送ゼロ化AIプロジェクト」は、株式会社日本データサイエンス研究所(以下「JDSC」)と佐川急便株式会社、東京大学大学院 越塚登研究室・田中謙司研究室、横須賀市、グリッドデータバンク・ラボ有限責任事業組合は、「AIと電力データを用いた不在配送問題の解消」に関して、共同研究を進めています。

参考:【佐川急便】世界初「AI活用による不在配…|ニュースリリース|佐川急便株式会社<SGホールディングスグループ> (sagawa-exp.co.jp)

ヤマトホールディングス株式会社は、2020年11月より千葉県市川市で「ECエコシステム」の構築に向けた次世代集配モビリティの集配実証実験を開始しています。

参考:「運転免許不要」「CO₂排出ゼロ※」「荷物格納BOX着脱可能」な次世代集配モビリティを活用した集配の実証実験を開始~多様な雇用機会の創出と、集配効率のさらなる向上を目指して~ | ヤマトホールディングス (yamato-hd.co.jp)

運輸業界のデジタル化

人材不足を補うために、デジタル化は避けられなません。例えば、顧客管理と配車管理を連携させるツールを導入し、全運転手にスマートフォンを用意し、予約情報や位置情報を送信する環境を整備するのも良いでしょう。GPS追跡機能を導入することで、最適な運行計画や運賃を設定できる環境になることでしょう。デジタルタコメーターの情報とドライバーによる運行状況の報告を連動させるツールや顧客情報や商談情報を社内で共有できるシステム、アナログタコグラフを読み取り、デジタルデータ化できるツール、ドライバーの稼働時間の自動認識を出来るようにするのも良いでしょう。

ソーシャルメディア(SNS)の運用

2020年3月に、ヤマトグループは公式アカウントを統合しました。グループ内でそれぞれ発信している場合、統合することでブランドイメージの統一感をより得られることでしょう。LINE上で再配達の指定が簡単にできたり、東日本大震災や大雪の際、SNS上での詳細な宅配状況、荷受けの停止など地域の情報を入手できるようにし、ユーザーの満足度低下を防ぐことができています。

参考:SNS公式アカウント統合について | ヤマト運輸 (kuronekoyamato.co.jp)

富士運輸はFacebook、Twitter、YouTube、TikTokなどSNSを取り入れ、最大限活用しています。トラックユーチューバーが所属する同社の取り組みは、子供たちのトラックドライバーに対するイメージアップ、一般への企業認知度の向上を目指しています。

参照:動画・YouTubeマーケティングの活用方法を具体的に解説 (cakutama.com)

運輸業界のマーケティング

売り上げを確保していくためには差別化を図っていくことが必要です。市場における自社のポジションを決め、他社との差別化要素を明確にしていかなければなりません。実現するためには、自社に合うマーケティングの考え方を取り入れましょう。

顧客ニーズを的確に捉え、競争相手を正しく認識する必要があります。昨今では、同じ運送業界にいる企業が競合とは限らず、顧客ニーズに応えられる他業界の企業が競合になり得る可能性を持っているので注意が必要です。

運輸企業のコンテンツマーケティング

自社の強みが伝わるようなコンテンツを作ることを心がけましょう。選ばれる企業になるためには、「納期を守る」「きれいなトラック」「清潔感があり、顧客対応のいいドライバー」「丁寧に仕事ができるドライバー」の紹介など、自社の強み・良さを伝えましょう。

顧客が運送会社を探す際にどのようなキーワードで探すかを考えてみましょう。もし、「得意とする運送種別」「特殊な運送」などニッチなサービスがあるならば、複合的なロングテールキーワードで上位表示されるように対策しましょう。

単なるサービスに関するコンテンツだけでなく、地域性に合わせたコンテンツや、運輸サービスの用途別運輸利用の事例などの検索ユーザーのニーズに対応するコンテンツの配信も良いでしょう。

参照:「ロングテール」とはどういう理論?今さら聞けない基本から徹底解説 (cakutama.com)

運輸コンテンツの注意点

LP(コンバージョン)につながるようなコンテンツ作りをしましょう。

物流向けのランディングページの場合は「アカウント登録」や「問い合わせ」が主なコンバージョンになるため、まずは登録数や問い合わせ数の増加を目的としましょう。

「配達サービスの利便性」「安い費用で送ることができる」「アプリを使って簡単に集荷依頼」といった内容がメリットになるでしょう。コンテンツの中でサービス内容を丁寧に紹介していき、SNS上で認識拡大することでコンバージョンにつながりやすくなります。

LPには、わかりやすい位置に問い合わせボタンを設置し、キャッチコピーが明確なLPにしましょう。さらに、悩みに解決できた事例やサービスを利用したお客様の写真や声があると共感してもらえるため、文章に共感ライティングを用いると良いでしょう。

参照:ランディングページ(LP)とは?特徴や作り方を学んで、最大限活用しよう! (cakutama.com)

参照:共感ライティングとは? SNSでシェアされやすくなる4つのコツ (cakutama.com)

問い合わせ増加のために

物流はほとんどの企業で「コストセンター」と見られていますが、デジタルテクノロジーをうまく活用することで利益を生む「プロフィットセンター」へと変革できることでしょう。AIやロボティクスで高度に自動化された物流設備とデータ基盤を外部に提供するオープンな物流プラットフォームの取り組みも始まっています。他社との差別化のために、プラットフォームの構築だけでなく、コンテンマーケティングを積極的に取り入れて問い合わせ増加につなげていきましょう。

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