企業YouTubeを開設する際の決め事3選 成功事例も解説

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近年マーケティング戦略の一環として、企業がYouTubeを活用する事例が急増しています。対象としてはBtoC企業のみならず、BtoB企業でも数多くのチャンネルがあります。そんな企業YouTubeですが、正しい活用方法を知っていなければ正しい効果を得られません。今回はそんな企業YouTubeの始め方について紹介します。

ビジネス系YouTube流行の流れ

近年ビジネス系のYouTubeチャンネルが増加している傾向があります。エンタメ系のチャンネル数と比較すればまだまだ割合は低いですが、企業のトップ層が個人で運営しているもの、企業の専門チームが運用しているもの、フリーランスの方が運用しているものと、様々な立場からマーケティング施策の一環として取り組まれています。

企業YouTubeのメリット

企業YouTubeを運用する目的は、見込み顧客を獲得することや、様々なユーザーに認知してもらうこと、近年では採用への活用が挙げられます。YouTubeのような誰もが視聴するサイトだからこそのメリットがあります。

文字では伝えきれない情報をコンテンツ化できる

動画コンテンツの最大のメリットは、文字を読むことが苦手な層にアプローチできるところにあります。これまで文字によるコンテンツで対象外だったユーザーに対してアプローチできるため、さらに幅広いユーザーを取り入れられます。

収益化も期待できる

YouTubeでは広告掲載料等で収益化が期待できます。その他にもメンバーシップやスーパーチャット、企業案件などで収益を上げる方法がありますが、企業YouTubeを運営する上では気にしなくてよいでしょう。マーケティング手法の一環として取り組んだものに結果的に収益がついてくるはメリットですが、初めから収益化を目的に運用すると、企業YouTubeの方針がブレたり、ブランディングが損なわれたりすることがあるため、副産物として収益化する可能性がある程度に考えておくべきでしょう。

関連記事:動画・YouTubeマーケティングの活用方法を具体的に解説

企業YouTubeの注意点

企業YouTubeにはデメリットではありませんが、注意点があります。下記のことを理解した上で自社のYouTubeを運用していく必要があります。

効果が出るまで時間がかかる

元々ネームバリューのある企業や有名人をタイアップできる企業でない限り、地道に動画投稿を続けて徐々に認知してもらうことになります。長期的に運用が難しいケースや、短期的に結果を出すことが最優先である場合はYouTube運用に向かないので注意が必要です。

専門知識が必要

企業YouTubeの運用には動画の企画、編集、データの計測など様々な専門知識が必要になります。社内に専門知識があるメンバーがいない場合は外注を取り入れるなど費用も必要になります。会社としてどの程度リソースがあるかを計算した上で、YouTube運用に取り組む必要があります。社内で運用できるようにノウハウも共有してくれながら運用を代行してくれる会社に依頼し、徐々に内製化していくよう運用していくことをおすすめします。

ライバル企業との差別化が必要

同業他社で既にYouTubeを始めている会社がいる場合、あなたの会社を見るメリットが必要になります。同じような商材の場合、動画の内容がどうしても類似してしまう傾向にあります。差別化を図るためにどんな情報を提供できるかを工夫して動画を投稿しましょう。

企業YouTubeの種類

企業YouTubeには、ただサービスを紹介する以外にも様々な種類があります。自社を知ってもらうため各社様々なスタイルで動画を投稿しているためご参考ください。

商品紹介系

分かりやすく自社を知ってもらえる動画のスタイルです。企業案件として有名なYouTubeチャンネルで紹介してもらうこともありますが、自社なりの方法や情報で、商品を視聴者へ伝えることができます。近年では不動産会社が物件を紹介するコンテンツ、家具メーカーなどが組み立て方法を紹介するコンテンツも増加しています。この動画スタイルでは、ユーザーへ商品を使用するイメージを直接伝えることが来ます。そのためYouTubeを経由して直接的な売り上げを目的に運営されていることが多いです。一方でそもそも取り扱うジャンルが固定されているため、そのジャンルの動画を普段見ない層は、新規に取り入れられないデメリットがあります。

例:Panasonic Japan(パナソニック公式)

ブランディング系

ハイクオリティな映像を使用して、ITに強い会社と印象付けること、コミカルな動画を作り面白い会社と印象を持ってもらうようなブランディング系の動画スタイルもあります。直接的な売り上げにあまり期待はできませんが、様々な層を動画へ導くことができます。会社のファンになってもらうことや採用のために自社を認知してもらうことが目的にされています。

例:リコー公式チャンネル RICOH CHANNEL

ノウハウの紹介系

ノウハウの紹介系はBtoB企業で多く見られ、主にツールの使い方や専門知識を解説する動画スタイルです。動画を視聴してもらい会社のHPへ誘導、お問合せをしてもらう導線を目的としていることが多いです。見込み顧客からの問合せ以外にも、社内の研修用の動画としても活用できるメリットがあります。サイトエンジンでもノウハウの紹介系の動画を投稿しています。

例:デジタルマーケティングのサイトエンジン

企業YouTubeの始める前に決めるべきこと

実際にYouTubeをはじめるに前に、動画の方針や運用体制を決めておく必要があります。決め事がないまま運用を開始してしまうと、非効率な運用になってしまうだけではなく、効果検証の際に良かったこと悪かったことがはっきりせず、正しい改善プランがたてられません。どのような動画のスタイルにするか、何を目標として運用するかを最低限決めた上でチャンネルを開設しましょう。

KPI設計

YouTubeで決めるべきKPIは以下の点になります。

  • チャンネル登録者
  • 再生回数(総再生回数)
  • 再生時間(総再生時間)
  • クリック率
  • 動画への評価

YouTubeを運用する上で何をゴールに置くかによって重視する項目は変わります。それぞれ長期、短期目標を設けて都度進捗を確認することが重要です。それぞれのKPIを決めた後は、達成のための具体的な運用プランを設計しましょう。また、再生時間と動画への評価以外の項目は、SEOの効果を強く受けるため、YouTube運用におけるSEOも体制を整える必要があります。それぞれのアクションプランの例をご紹介します。

チャンネル登録者数

動画内でチャンネル登録のCTAが設置できているかを確認しましょう。

再生回数

再生回数は同種類の動画を参考にすることが重要になります。目安となる動画の時間、構成を決めましょう。サムネイルのデザインなども重要です。

再生時間(総再生時間)

再生時間は一見気にする必要がないようにも思われがちですが、Googleがコンテンツを評価する指標の一つとされており、再生回数が多くても再生時間が短いコンテンツの評価は下がってしまいます。また収益化の一つの指標ともなっているため、重視する必要があります。再生時間が伸びていない場合は離脱されるポイントを探し、品質を改善しましょう。

クリック率

SEOに影響を受ける項目です。表示回数を最大化するための施策を取り、サムネイルの作成とタイトル付けを改善することを心掛けましょう。また統一感も視聴者の気にするポイントになるため、ある程度テイストを固めて投稿するようにしましょう。

動画への評価

動画への評価はGoogleからチャンネルへの評価にも影響します。通常のビジネスアカウントであれば低評価が多くなることは少ないため、あまり気にする必要はありませんが、明らかなコピーコンテンツや、コンプライアンス違反にあたるような内容がないように動画づくりを心掛けましょう。

ペルソナ設計

基本的にはサービスのペルソナと同様に設計すれば問題ありませんが、新規のユーザーを獲得することを目標とする場合は幅広い層のアプローチする前提でペルソナを設計する必要があります。ペルソナ設計は、実際の客層と運営側が期待する客層が混合してしまわないように注意する必要があります。詳しくは以下の記事で解説しています。

関連記事:ペルソナとは?作り方・設定方法を解説【ブログのライティングむけ】

外注・内製の棲み分け

前述した通り、ノウハウがない状態からすべて内製で始めると効果が出ず、すべて外注で進めた場合、自社のノウハウが蓄積できず、コストの負担が苦しいままから変わりません。社内で費やせるリソースを正確に把握するところから始めましょう。どこまでYouTubeの運用に投資できるかにもよりますが、有識者を交えてKPI、ペルソナを設計した後に、企画、撮影までは内製、動画編集やサムネイルの作成は制作会社やフリーランスへ依頼するなどの棲み分けをしましょう。

まとめ

YouTubeの運用を検討しているのであれば、KPI設計、ペルソナ設計、外注・内製の棲み分けを決めることが第一歩です。また運用していくうえでこれらも都度修正して、動画の品質改善にも役立てましょう。SEOはサイトエンジンでもアドバイスが可能です。気になる点や質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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