こんにちは。サイトエンジン株式会社でTwitterの担当をしている荒井です。皆さんは図解ツイートを知っていますか?私も最近知ったのですが、タイムライン上でよく見るので何か良い効果があるのかと思い、真似して一週間ほどやってみました。今回はTwitterで図解ツイートをしてみてどのような効果があったかをお話しします。
図解ツイートとは
図解ツイートは1ツイートの上限である4枚の画像でサービス、本、ツールなどを要約するツイートです。テキストだけのツイートよりも視覚的に分かりやすく伝えることができ、タイムライン上でも目に留まりやすくなります。また、Twitterは1ツイート140字が上限なので、画像にすることでより多くの情報を伝えることもできます。
図解ツイートの内容と結果
今回弊社で行ったのは図解ツイートというよりは文字で簡単に要約した簡易的なものです。弊社で運営しているマーケティングやデータ解析に関するメディアの記事を要約しています。

結果:エンゲージメント率があがる
現在、直近1か月の全ツイートの平均エンゲージメント率が1.6%なのに対して、図解ツイートのエンゲージメント率は10%~20%になりました。ツイートを見て反応してくれる人が他のツイートに比べて5~10倍程度いるということです。簡易的なものでここまでの効果が出たということに非常に驚きました。もっと凝ったものだとエンゲージメント率はさらに上がると考えられます。

図解ツイートのコツ
図解ツイートをするにあたって、図解ツイートで有名な方のツイートを見たり、実際にやってみたりする中で、気を付けるとより効果的になるだろうと感じたコツを4つご紹介します。
「なるべくわかりやすく」を意識
色味を統一する:色をたくさん使うとどうしてもごちゃごちゃしてしまい、図解ツイートの目的である”要約”の効果が薄れてしまいます。デザインなどに自信のない方はとりあえず3色程度で作ってみることをおすすめします。また、アカウントにイメージを付けるという意味でも色を統一することは意味があります。
図解ツイートのレイアウトを考える
多くの人に拡散されているツイートは内容が濃いものからとてもシンプルなものまで様々ですが、共通してレイアウトにごちゃつきがありません。やみくもに情報を羅列してもユーザーは内容を見ようとは思わないので、まずは1枚の図を2等分、3等分などすることと、余白をうまく使うことを意識してみましょう。
画像は4枚で投稿する
図解ツイートを最大限効果的に活用するために、1ツイートの上限である4枚で投稿することをおすすめします。4枚作ることが難しい場合は、1枚目は表紙にするなどの工夫をしましょう。実際作っていると伝えたい内容が多すぎて4枚が少なく感じることもよくあります。
Twitterの画面比率に注意する
ツイートに使用する枚数によってタイムライン上に表示される比率が変わるので注意しましょう。基本は16:9を意識すればよいですが、2枚や3枚で投稿する場合は比率を考えて図を作る必要があります。
タイムライン上で表示される大きさ
- 1枚の場合 16:9(1280×720など)
- 2枚の場合 全て7:8(ほぼ正方形で表示される)
- 3枚の場合 1枚目が7:8,あとは16:9
- 4枚の場合 全て16:9
結論:図解ツイートおすすめです!
図解ツイートはデザインのスキルが必要なわけでも、特別な知識が必要なわけでもなく、いくつかのポイントを押さえて実際に見たり読んだりしたものを要約して図解ツイートに落とし込むだけなので、気軽に始めやすく、またTwitterアナリティクスなどの無料ツールで効果測定ができるため継続しやすいです。SNSのエンゲージメントが伸びないと感じている方がいたらぜひ挑戦してみてください。