在宅ワークは、育児や家事の合間に自宅で仕事がしたい、隙間時間で副業がしたいという方におすすめの働き方です。自宅にいながら仕事ができるため、通勤の必要もありません。また、働く時間を自由に決められる仕事が多く、静かな早朝や子供が寝てから仕事をするなど、都合に合わせて働く時間を変えることもできます。
また、クラウドソーシングの普及に伴い、在宅ワークの需要も増えてきました。ライティング、校正、書き起こし、テレアポ、マーケットリサーチなどさまざまな仕事があるため、自分に合った仕事を見つけることもできるでしょう。本記事では、自宅でできる仕事の種類とその特徴などをご紹介します。在宅ワーク選びの参考にしてください。
ライティング
ライティングとは、クライアントに定められたテーマでオリジナルの文章を書く仕事です。テーマの内容はいろいろあります。たとえば、転職などの経験談、ヘルスケアや美容などについてインターネットや書籍などで情報を調べてまとめる仕事、観光地の紹介などです。幅広い分野でライティングの募集があるため、自分の経験や趣味に合わせて仕事を選部ことができます。
案件のレベルも、初心者向けから上級者向けまであります。初心者レベルの案件であれば、パソコンで文章が書ければ始められる仕事もあるため、比較的始めやすい仕事です。また、普段から書類やブログなどで文章をよく書く、読書が趣味という方にとっても取り組みやすいお仕事です。
案件によってはレポート記事、インタビュー記事などの作成のため、取材のための外出を伴う場合や、クライアントとの打ち合わせに出席を求められることがあります。
あまり文章を書いたことがない方でも、続けることでスキルアップが可能です。また、ライターをパートナーとして教育してくれるような案件もあります。案件の難易度が上がれば報酬も上がる傾向にあります。スキルアップと共に報酬の増加が見込めるお仕事です。
校正
校正とは、文章表現や内容が正しいかなどを確認し、場合によっては修正する仕事です。雑誌やカタログなど紙媒体の仕事もありますが、ウェブ上に掲載するためにライターが作成した記事を確認する仕事もあります。誤りを見つけ修正する校正以外に、レギュレーションとの整合性や、原稿に不備が無いか、倫理的な問題はないかなどをチェックする校閲を求められることもあります。仕事の内容が誤字脱字のチェックだけなのか、校閲も必要になるのかは、案件により異なるため確認が必要です。
校正は、日本語が正しく使えること、読みやすい文章を書けることなどが必要とされる仕事です。案件によっては、事実確認をする校正者の条件として、看護師やファイナンシャルプランナーなど専門的な資格を有していることが条件のこともあります。編集などの仕事をしていた方が優遇される傾向にありますが、校正の経験がなくとも応募可能な案件もあります。
ライターとしての経験が生きる仕事でもあるため、未経験から校正の仕事を目指すなら、ライター経験をコツコツと積み重ねるというのも1つの方法です。ただひたすら記事を書くのではなく、差戻があった場合には、なぜ修正が必要なのかを考えながら対応することでよりよい経験を積無ことができます。
書き起こし
書き起こしとは、会議や講演、インタビューなどの音声を聞いて、その内容を文章にする仕事です。昔は、テープレコーダーの音声を利用していたため、テープ起こしとも呼ばれていました。現在では、ICレコーダーや録画データからの書き起こしの作業が主流です。中には、動画投稿サイトの字幕として利用する案件もあります。
難易度は低く、初心者でも比較的スムーズに仕事ができますが、熟練度により作業速度が大きく異なる業務でもあります。タイピング速度が速ければ、より多くの仕事を受けることができます。しかし、ノイズや早口などが原因で聞き取りづらい場合もあります。慣れないうちは作業時間が長くなり、割に合わない、という事もあり得ます。
テレアポ
テレアポはテレフォンアポインターの略で、営業のための電話をかける仕事です。仕事をするときは、自分のスマートフォンやパソコンのシステムなどを利用して電話をかけます。報酬は案件によってさまざまです。電話をかけた件数で報酬がでることもあれば、時給制、出来高制などの案件もあります。案件によっては、成果報酬(インセンティブ)が上乗せされることもあります。
初心者の場合には、マニュアルが完備された案件から始めると安心です。なお、ノルマの有無は案件によって異なります。電話やシステム越しとはいえ、不特定多数の方と会話をする必要がある仕事です。人と話すことが好きな方、丁寧な言葉遣いができる方、マナーが守れる方が求められます。
マーケットリサーチのためのモニター
マーケットリサーチは、商品やサービスの参考とするために、電話などで市場のニーズを調べる仕事です。マーケットリサーチそのものではありませんが、マーケットリサーチのためのモニターをするという仕事もあります。在宅ワークの中でも、向き不向きがわかれる仕事といってよいでしょう。
電話での調査は、テレフォンアポイントなどの経験があるとスムーズです。モニターでは、分かりやすくまとめられる能力が必要です。在宅ではできませんが、街頭でのアンケートや交通量調査、飲食店などで行う覆面調査もマーケットリサーチ案件です。また、マーケットリサーチのモニターの仕事は短期間もしくは単発の案件が多いため、長期案件を希望している方にはあまり向いていません。
まとめ
在宅ワークの仕事は、クラウドソーシングなど在宅ワークを斡旋するサイト、求人情報サイト、ハローワークなどで探すことができます。自分の好きな時間で働ける在宅ワークは自由度の高い働き方ですが、納期やノルマを守るためにも自己管理が重要です。また、クライアントの信頼を得るためにも、誠実な仕事ぶりが求められます。自分に合った仕事で、空いた時間を有効活用してください。
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