【キラリと光る】オノマトペの使い方、思いつき方、留意すべき点

オノマトペとは、ドンドンなどの擬音語や、ふんわりなどの擬態語のことです。この記事では、オノマトペの効果や有用性について述べています。新鮮味のあるオノマトペを考え出す方法や、その助けになるメディアについても挙げています。また、オノマトペを使う際のデメリットや、使用に当たって注意すべきことも解説しています。

鮮烈な印象を与える―オノマトペの有用性


擬音語や擬態語などオノマトペは、音や雰囲気を模倣や例えによって表すものであり、日本語の特徴的な要素です。有効に使えば、文字を多く使って具体的な説明を重ねるより、ダイレクトかつ率直に意味を伝えることができます。見出しなど文字数の限られるライティングでは特に有用な武器ですし、感覚へ直接訴えかけるので、読者との心理的距離を縮める効果もあります。
オノマトペが役に立つライティングは、グルメ系や美容、ファッションなど、読者のフィーリングに語りかけるジャンルです。気楽に読めるコンテンツや、面白さ・読後感のよさが求められる文章などにも向いています。論理的な文章や正確性が問われるライティングでは、筋道を立てた記述を行ったあとでオノマトペを限定的に使うと、内容が「刺さる」という効果があります。クライアントや読者に鮮烈な印象を与えられるツールなので、オノマトペを適切に使えるよう、日頃から感性とスキルを磨いておきましょう。

すぐ役立つ教材―マンガ、特にグルメもの


オノマトペを使いこなすスキルは、どのようにすれば身につくのでしょうか。第一歩は、ライティングのスキルアップと同じように「語彙を増やす」ことです。オノマトペを多用している文やコンテンツに多く触れて、記憶に蓄積するようにしましょう。
おすすめの教材はマンガ、特にグルメものです。マンガ家さんは、効果音や雰囲気を視覚的に伝えるため、また目新しさやオリジナリティを出すために、オノマトペを積極的に使います。おいしさを視覚的に伝えることが肝であるグルメものには特に多用されます。
テレビのグルメ番組や通販番組でも、オノマトペがよく使われます。どういうときに、どんなオノマトペを使っているのか気をつけながら視聴しましょう。よい例を見つけたらメモしておくなどすると、自分のオノマトペ語彙を増やすことができます。

自分でできるセンスの磨き方


手が空いたときに、身の回りの音を片っ端から文字に表してみましょう。これは、頭の中だけでも可能なトレーニングなので、隙間時間にすばやく行えます。風の音は「ヒュー」などという一般的な表現は意図的に除外し、自分が感じる音に近い日本語表現を、とりあえず書いてみることが有効です。食べ物の湯気が立つ様子、金属の表面の艶なども、オノマトペで表現してみましょう。このトレーニングを心がけていると、文章を書いているときにも、言い表したいものに近いオノマトペが自然とひらめくようになります。

論理性とひらめき―ライティングとは逆方向のスキル

ライティングは、基本的には論理的な作業です。どう書けば読者の心に届くか、どの順序で述べれば読者が理解しやすいかなど、筋道を立てていくものです。しかしオノマトペを編み出す作業は、逆に感性が大事です。論理はいったん脇に置いて、感じたまま、見たままに表現してみた方が、「刺さる」オノマトペが生まれます。
この違いは、心によく留めておくようにしましょう。オノマトペを創出する気構えでライティング作業を行うと、感情に流れてわかりにくい文章になりますし、論理性だけを重視して文を書くならオノマトペを使う意義はなくなります。したがって、頭の切り替えが必要です。まずは論理的に書き進めましょう。そして「オノマトペを使った方がよい」と思ったら、感性を駆使して率直な擬音語・擬態語を取りいれます。そしてまた思考を論理性重視へ戻し、書き進めるとよいでしょう。

使いすぎは危険―バランス感覚が大事

ニュアンスを伝えたりインパクトを与えたりするには役立つオノマトペですが、欠点もあります。第一に、定義があいまいなことです。辞書に載っていないオノマトペも多く、その上感性の言葉であるだけに、読者の受け取り方も幅広くなりがちです。そのため、文意が正しく伝わらない恐れがあります。第二にオノマトペは、感覚的に伝わりやすい言葉であるだけに、子どもを相手にするとき多用される傾向があります。そのため文中で使用すると、幼稚な印象を与える恐れがあります。第三に、感情に訴える印象の文章となり、説得力や客観性が失われがちです。事実や情報を正確に伝える主旨のライティングでは、トンマナ(トーン&マナー、調子と様式の統一性)を損ないかねません。そのためクライアントによっては、オノマトペを嫌う傾向があります。
したがって、オノマトペを使用するときは、バランス感覚が求められます。オノマトペによって伝えようとしている物事が、誤解なく伝わる文章・構成になっているかどうか、全体を見わたして確認するようにしましょう。情報を的確に伝えることを主目的とするライティングの場合は、使用を控えるのが賢明です。論理的に構成された文書の要所に、キラリと光るようにはめ込むことが、オノマトペをいかすコツと言えるでしょう。



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