パソコンでできる在宅ワークとは?仕事の種類や始め方を解説!

パソコンでできる在宅ワークとは?仕事の種類や始め方を解説!

子どもが小さい、家で介護をしているなどの理由で、在宅で働きたいと考える人はたくさんいます。在宅ワークととても相性が良いのが、パソコンを使った仕事です。パソコンとインターネット環境さえあれば、出社することなく自宅から通勤なしで働けます。

この記事では、パソコンでできる在宅ワークの種類や、仕事の探し方、自宅の作業環境の作り方などを説明します。在宅ワークに興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。

パソコンを使う在宅ワークの種類は?

パソコンを使って在宅でできる仕事といっても、その職種はいろいろあります。まずは、代表的な仕事の種類とその内容を見てみましょう。

ライティング

ライティングは、パソコンを使って文章を執筆する仕事です。ブログ記事やコラム、メールマガジン、まとめサイトなど、ライターが手がけるコンテンツのジャンルはさまざまです。文字数は400文字程度~1万文字以上と、案件によりかなり幅があります。

報酬は1文字いくらなど字数により決まるものが多いですが、1記事あたりの報酬が設定されているケースもあります。医療や薬学、会計など専門知識や資格があれば、単価の高い案件を受けることも可能です。

データ入力

データ入力は、主に会計や経理に関するデータを入力していく仕事です。会議や講義など録音された音声を文字に変換する、文字起こしの仕事もあります。

データ入力は、専門的な知識が不要で誰でも始めやすいところが魅力です。定型的な事務作業のため、単純な繰り返しのタスクが苦にならない人に向いています。募集されている案件数は多いものの、一般的に作業単価は低めなのが注意点です。

コールセンター

電話やネットを介したオペレーター業務で、顧客や取引先のサポートをするコールセンターの仕事も在宅で可能です。ITの専門知識がなくても始めやすく、比較的安定した収入を得られることで人気があります。シフト制であることが多く、個人の都合に合わせて働きやすいので、ワークライフバランスを重視する人に向いています。

ECショップ

家にある不用品などを、フリマサイトやオークションに出品して稼ぐという働き方もあります。作業内容は、商品ページの作成、商品写真の撮影、購入者とのメッセージのやり取り、梱包・発送などです。どの作業も難しくなく、スキル不要で始められるので、在宅ワーク未経験者にもおすすめです。上級者は、仕入れルートなどを確保して自分でネットショップを開業するという働き方もあります。

ブロガー

ブロガーは、ブログやアフィリエイトサイトを運営してそこから広告収入を得ています。ブログやサイト内に広告バナーなどを貼り付け、その広告がクリックされた、または広告経由で商品やサービスが購入された場合に報酬が得られる仕組みです。

ブロガーとして収益を上げるには、有益な情報をある程度の期間発信し続ける必要があります。検索エンジンの検索結果に上位表示させるためのSEOなどの知識も必要です。

在宅秘書

在宅秘書は、社長や経営者などの事務作業を在宅でサポートする仕事です。主な仕事内容は、スケジュール管理や資料作成、メール・電話対応などです。案件によっては、週に何日・月に何日など出社が求められるものもあります。WordやExcelなど、基本的なパソコンスキルが必須です。

Webデザイナー

Webサイトや広告のデザインをするWebデザイナーの仕事も、在宅勤務が可能です。企業のロゴなどをデザインする単発の仕事から、長期にわたる大きなプロジェクトまで、案件によってボリュームや期間、報酬は異なります。コーディングやプログラミングのスキルがあれば、仕事の幅をより広げられます。

イラストレーター

イラストレーターは、クライアントの依頼内容に沿ってイラストを描き、それを納品して収入を得ています。企業のイメージキャラクターの作成や本の挿絵、CG画像の作成など、依頼される内容は案件によりさまざまです。イラストのデザインや編集をする際にはグラフィックソフトを利用するので、イラストレーターを目指すのであれば習得しておく必要があります。

エンジニア

システムやアプリ、ゲームの開発をするプログラマーやシステムエンジニアなども在宅で働けます。主な仕事はプログラミングで、勤務時間の大部分をパソコン作業に費やします。エンジニアとして働くにあたって、プログラミングスキルやIT知識は必須です。技術職であるためスキルと経験が重視され、高度なスキルや豊富な経験があると在宅でも高単価の仕事を受けやすくなります。

パソコンを使った在宅の仕事のメリットとデメリット

パソコンを使って在宅で働くことには、メリットもあればデメリットもあります。良いところと悪いところの両方を知って、自分に向いていそうかどうか考えてみましょう。

メリット

大きなメリットは、何といってもパソコンとインターネットさえあれば場所に縛られずにどこでも働けることです。自宅からだけでなく、カフェやコワーキングスペース、実家などから働くことも可能です。

場所だけでなく、時間の融通が利くというメリットもあります。パソコンを使って在宅でできる仕事は、勤務時間が定められておらず、働く時間を自由に設定できるものが多くあります。副業として夜だけ働く、家族が自宅にいない間に昼間だけ働く、などのフレキシブルな働き方が可能です。

在宅の仕事では、仕事上の人間関係の悩みが少ないこともメリットとしてよく挙げられます。出社しないため人と直接会う機会が少なく、人間関係のトラブルが起きることはそれほど多くありません。

デメリット

デメリットは、仕事のペースやスケジュールをすべて自分で管理しなければならないことです。時間の融通は利くものの、納期や締め切りにきちんと間に合わせなければ、クライアントとの信頼関係を築くことはできません。抱えている仕事の量は適切か、どのタスクを優先して終わらせるべきか、などを見極めて判断する自己管理能力が求められます。

在宅で働いていると、オンとオフの切り替えがしにくいこともデメリットです。勤務時間が決められていないと、何時になってもダラダラと仕事を続けてしまう、ということがよく起こります。

別のデメリットは、病気やケガなど不測の事態が生じたときに、収入が途絶えてしまうリスクがあることです。会社員なら社会保険の補償が受けられますが、納品物に対して報酬を受ける在宅ワーカーには適用されません。心配であれば、自分で保険に加入するなどの対策が必要です。

パソコンでできる在宅の仕事の探し方!

パソコンを使った在宅ワークを探すには、大きく3つの方法があります。

1つめは、求人情報サイトを利用して探す方法です。求人情報サイトには、正社員でもリモートワークできる案件が掲載されていることもあります。注意点は、在宅ワーク以外の仕事も多く掲載されているので、在宅の仕事かどうかしっかり確認する必要があることです。

2つめは、クラウドソーシングサイトで探す方法です。クラウドソーシングサイト上で募集されている仕事内容はさまざまで、完全在宅の案件をたくさん見つけられます。

3つめは、SNSやブログなどを使って個人で集客をする方法です。やや難易度の高い方法ですが、オンラインで定期的に自分のスキルや実力について情報発信していれば、仕事を依頼してくれるクライアントの目に留まって発注につながることがあります。

自宅で快適にパソコンワーク!作業環境の作り方

在宅ワークを始めると決めたら、自宅で快適に作業できる環境を整えましょう。在宅で仕事をするには、以下の準備が必要です。

パソコン

パソコンは、デスクトップパソコンとノートパソコンのどちらでも構いません。持ち運ぶことが多いのであれば、ノートパソコンを選びましょう。

CPUは、必要十分な性能のものを選ぶのがポイントです。どのようなタスクをするかを想定して、ストレスなくサクサクと処理できる性能のものを選びます。ライティングやデータ入力の仕事でWordやExcelを使う程度であれば、高性能のCPUは必要ありません。一方、グラフィック系のソフトを使用するイラストレーターや、プログラミングをするエンジニアなどは、スペックの高いパソコンを選んでおきましょう。

オンライン会議をするなら、カメラやマイクが標準で搭載されているものが便利です。

インターネット

インターネットは、自宅に固定回線を契約するのがおすすめです。固定回線は通信速度が速く、安定しているためメインとして使用する回線に適しています。

出先でも仕事をすることが多いなら、ポケットWi-Fiの利用も検討すると良いでしょう。カフェや図書館などにはフリーWi-Fiが導入されていることが多いですが、セキュリティ面で不安があります。大切な仕事のデータを扱うときには、共用のWi-Fiスポットを利用せず、ポケットWi-Fiに接続すると安心です。

その他

パソコンを用意したら、必ずセキュリティソフトをも導入しましょう。セキュリティソフトを入れておけば、パソコンのウィルス感染やハッカーの侵入などのリスクを低減できます。

自宅での作業にはダイニングのテーブルと椅子を使うという人もいますが、高さの調整ができるオフィスチェアを用意するのがおすすめです。高さの調整ができれば正しい姿勢をキープしやすく、腰や肩などにかかる負担を軽減できます。

仕事用として、Gmailのアドレスも用意しておくと便利です。Gmail は無料で作成できるのに15GBもの容量があり、セキュリティ面でも優秀なメールサービスです。Gmail があれば、GoogleドキュメントなどGoogleのサービスも仕事で利用しやすくなります。

まとめ

パソコンを使った在宅の仕事なら、時間や場所にとらわれずに働けて、ワークライフバランスを実現できます。通勤のストレスがなくなるうえ、服装も自由、人間関係に悩まされることが少ないなど、さまざまなメリットがあります。自宅でパソコンを使いながら稼ぐ働き方に興味があるなら、ぜひ作業環境を整えて挑戦してみましょう。



サイトエンジンかくたま編集部は、企業様のコンテンツ制作やインタビュー記事制作、オウンドメディア運用やディレクションサポートなどを承ります。 コンテンツ制作にお悩みのWEB担当者様は専用サイトからご相談ください!
かくたまライティング法人申し込みサイト


ライターさん絶賛募集中です!
〇ライター応募サイト
一覧

かくたまブログは、サイトエンジン株式会社が運営するWebライター応援メディアです。
オウンドメディア や自社サイトの運用に悩むディレクション担当者やライターの悩みを減らすための情報をお届けしています。