主婦で家事や子育てに追われて毎日忙しくしていると、「働きたいけど、仕事に行く時間がなかなか取れない」と仕事をあきらめてしまう人は多いものです。子どもが小さいうちは特に家を空けづらく、働きに出ることはハードルが高いと感じるかもしれません。

そんな主婦におすすめなのが、Webライターの仕事です。Webライターなら主婦でも始めやすく、無理なく続けることが可能です。この記事では、主婦にWebライターがおすすめな理由や、Webライターになる方法、気になる収入事情などを紹介します。

主婦にWebライターがおすすめなのはどうして？

主婦にWebライターがおすすめな理由は、在宅で働けて、育児や家事などの隙間時間を有効活用できるからです。

在宅で働ける

Webライターは、パソコンとインターネット環境さえあればどこでも仕事ができます。毎日オフィスに出社する必要がなく、ゆううつな通勤時間もありません。自宅に働ける場所を用意すれば、通勤時間0秒ですぐに働き出すことができます。

子育てをしている主婦でも、自宅を空けることなく家から働けるのは大きなメリットです。家にいて子どものそばで成長を見守りながら仕事ができます。もちろん、カフェやコワーキングスペースなど自宅以外の場所から働くことも可能です。

育児や家事などの隙間時間を活用できる

Webライターの仕事は、時間に縛られることなく働けるというメリットもあります。引き受けた仕事の〆切を守りさえすれば、自分で自由にスケジュールを組めます。「1日何時間働かなければならない」などの縛りは特にありません。

主婦なら、育児や家事の合間の隙間時間などに働く時間を取れます。子どもが昼寝をしている間や夜寝かしつけをした後などの時間を無駄にすることなく、有効活用して仕事ができます。

どれくらい稼げるの？主婦Webライターの収入事情！

時間や場所にとらわれず柔軟に働けるWebライターの仕事に魅力を感じても、「でも、本当に稼げるの？」と疑問に感じる人も多いでしょう。そこで、主婦のWebライターが実際にどれほど稼げるのか、気になる収入事情について説明します。

初心者はまずは5万円が目標

Webライターとして稼ぐためには、ある程度の経験と実績が必要です。未経験の人がいきなり大きく稼ぐのは難しい、と思っておいたほうがよいでしょう。コツコツと継続してライティングの仕事を続けることで、スキルが身についたり頑張りを認められたりして、徐々に単価が上がっていきます。

慣れていないうちは執筆スピードも遅いため、時給に換算した時の報酬が下がりがちです。初心者であれば、まずは月5万円くらいを目標にするのが現実的です。

稼げるようになると月に数十万円も目指せる

ライティングの仕事に慣れてスキルアップしてくると、文字単価の高い案件にも挑戦できます。継続して受けている案件でも、スキルに応じて文字単価を上げてくれるクライアントもいるでしょう。タイピングも速くなってサクサク仕事をこなせるようになれば、その分時給も上がります。うまくいけば、Webライターとして月に数十万円稼ぐことも可能です。

単価のよい継続案件を毎月受注して、本業並みもしくはそれ以上に稼ぐ人もいます。

主婦が未経験からWebライターを始める方法！

Webライターの魅力や収入について理解すると、「自分もやってみたい！」という気になったのではないでしょうか。そこで、Webライターに挑戦してみようと思う主婦のために、未経験からWebライターを始める方法について説明します。

Webライティングについて勉強する

まず、Webライティングの基本について学ぶ必要があります。紙媒体の記事とWeb記事のライティングでは、求められる書き方が少し異なります。Webライティングでは、スマホやパソコンなどのデバイスを使う読者が読みやすい構成や流れで執筆するとともに、検索エンジンからも評価されやすいように体裁を整えなければなりません。

Webライティングについて必要な知識を身につけて、書き方のルールを理解しておくと、クライアントが求める記事を書きやすくなります。

Webライティングについて勉強する方法は、YouTubeや書籍などです。YouTubeでは、Webライターに求められていることを無料でざっくりと学べます。書籍ではもう少し掘り下げて、Webライターとして活動を始めるうえで必要な基礎知識を一通り身につけられます。

ブログを始める

クライアントから発注してもらい案件を獲得するためには、ブログを運営しておくのがおすすめです。ブログは必須というわけではありませんが、ブログを書いておくと文章のスキルレベルをクライアントに知ってもらえます。書いた記事をポートフォリオとして活用すれば、アピール要素となり案件受注につながりやすいでしょう。

運営するのがWordPressブログであれば、WordPressの入稿についての勉強にもなります。WordPressで作られているWebサイトはとても多く、Webライターの案件でも、執筆からWordPressの入稿までが求められるものもたくさんあります。普段からWordPressのシステムに慣れていれば、入稿もスムーズに対応できるでしょう。

クラウドソーシングサイトで案件に応募する

Webライターとして稼働している人の多くは、仕事を獲得するためにクラウドソーシングサイトを利用しています。クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい人と仕事を受けたい人を結びつける、オンラインのプラットフォームです。サイト上にはさまざまな仕事の募集情報がアップされており、Webライターの仕事もたくさん掲載されています。

クラウドソーシングサイトで案件を受注するには、まずはサイトに登録し、興味のある案件に応募します。クライアントから応募が承諾されて発注されれば、案件受注となり仕事を開始できる、という流れです。

未経験で実績が全くない場合は、応募してもなかなか発注されないというケースもあります。うまく案件を獲得するには、プロフィールを充実させて得意分野やスキルをアピールするなどの工夫が必要です。

主婦Webライターが収入をアップさせるには

Webライターを始めて案件を受注できるようになったら、次は収入アップを目指しましょう。主婦のWebライターは、以下のような方法で収入を上げていくことができます。

文字単価の高い案件に応募する

Webライターの報酬は、多くの場合文字単価で設定されています。初心者は文字単価が1円以下の案件から始めることが多いですが、慣れてきたら文字単価の高い案件にも挑戦してみましょう。文字単価が2倍になれば、単純計算で時給は2倍になります。文字単価は1円以上の案件に絞って応募するなど、自分の中でルールを決めるのがおすすめです。

すでに受注している案件は、文字単価アップの交渉をしてみると応じてもらえるかもしれません。実績が認められてクライアントとの信頼関係が築けていれば、交渉がうまくいく可能性が高いでしょう。

記事を速く書けるようになる

執筆スピードが上がれば、それだけ多くの案件をこなせます。リサーチ・記事の構成・執筆のそれぞれの段階でどれほど時間を費やしているか考えて、時間を短縮できる要素はないか検討してみましょう。例えば、執筆にたくさん時間がかかっている場合、タイピングスピードを上げるだけで時間を短縮できる可能性があります。

勉強を続けてスキルを向上させる

Webライターとして仕事を始めた後も、文章術やSEO対策などの勉強を続けましょう。さらなるスキルアップを目指すことで、文字単価や報酬が上がりやすくなるからです。新たに資格を身につけて、特定の分野に特化したライターを目指すのもおすすめです。スキルアップを目的として、スクールやオンライン講座に通う人もいます。

ブログでアフィリエイトを始めるのも一つの手です。クラウドソーシングサイトで受注する案件で収入を確保しつつ、アフィリエイトで副収入を得られます。アフィリエイトが軌道に乗れば、そちらの収入がクラウドソーシングサイトの案件から得られる報酬よりも高くなるケースもあります。

まとめ

自宅で働けるWebライターは、主婦と相性のよい仕事です。未経験でも、まずはWebライティングについて基礎的な知識を学ぶところから始めてみましょう。案件を受注できるようになれば、パートやアルバイトとして働きに出るのと同じほど、あるいはそれ以上の報酬を得ることも可能です。自分なりのペースで無理なく働いて、ワークライフバランスを実現させましょう。